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今と未来がわかる農業

堀田和彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784816377457
ISBN 10 : 481637745X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

■日本の農業の現状を知る
日本の農業は、今まさに大きな岐路に立たされています。高齢化が進み、農業従事者の平均年齢は70歳近くに達し、後継者不足が深刻化。さらに、耕作放棄地の増加や食料自給率の低下、気候変動の影響など、多くの問題が山積しています。本書では、まず、様々なデータをもとに、日本の農業の現状をつまびらかにし、課題を探っていきます。

■農業の今後、可能性について検討します
農家の大規模化、植物工場による安定供給、スマート農業やドローンの活用といった新たな技術革新も進んでおり、日本の農業が再び活力を取り戻す可能性も秘めています。本書では、新たな試みや成功事例を取り上げ、持続可能な農業の在り方を探ります。

■日本の食と農を未来へつなぐために、どうすればいいのか?
農業従事者はもちろん、食の安全に関心のある方、農業ビジネスに携わる方、また、これから就農を目指す方などにとって、今を知り、今後の展望を知ることができる内容になっています。日本の農業を今後も続けていくため、私たち一人ひとりが農業の未来を考えることからはじめてみませんか。

【目次】
第1章日本の農業の現状と課題
第2章新たな農業経営と就農の潮流
第3章農産物をめぐる内外の動向
第4章持続可能な成長をもたらす農業とは
第5章スマート農業は未来を拓くカギとなるか
第6章各方面から進む6次産業化の動き

【著者紹介】
堀田和彦 : 熊本県生まれ。農学博士(東京大学)。食農連携コーディネーター。東北大学農学部、九州大学農学部を経て、2011年4月より東京農業大学国際食料情報学部教授、現在、東京農業大学名誉教授。研究テーマは、農商工連携による地域活性化の方法。新しい技術の発展や社会経済環境の変化に対応した「次の農業」を見据え、持続可能な農業について、農業システム、人材マネジメント、政策・計画をテーマに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • esop

    農業の最新の知見が得られる本。 図やグラフがあり、分かりやすい。 農業は楽しい反面、中途半端な気持ちでは到底続けられない、厳しい面もあることは重々承知しておいてくれよ、と書いてある。 新規就農者への支援は国をはじめ、補助金等様々な制度あるので、よく勉強しておいたほうがいいらしい。 農業全般の幅広い知識をつけるなら本書は最適だが、各論の細かい部分までは本書ではカバーされていない。 学べば学ぶほど奥が深い

  • けんとまん1007

    農業という言葉から想像できることは、そんなに多くはないと思う。我が家は、いわゆる土地持ち農家で、田圃は従兄弟にお願いして耕作してもらっている。家庭菜園は、それなりの広さで家族のためにも作っている。改めて、農業ということを考えてみる。それは、人が生きていくことそのものにもつながる。

  • よっち

    昨今の米の高騰に見られるように、各分野で歪みが見られる日本の農業。様々なデータをもとに、日本の農業の現状と取り組むべき課題を探る1冊。減少傾向にある農地、水田の面積や生産額、減反政策の影響と自給率の低下傾向といった現状、企業参入や農業法人といった新たな農業経営や就農の可能性と課題、各種農作物を巡る内外の動向、気温の上昇などの影響と重要性を増す有機農業、スマート農業の可能性、各方面から進む農業の6次産業化など、気候変動や少子高齢化の影響が大きい状況で農業がどのような方向に向かうのかいろいろ参考になりました。

  • あみやけ

    内容が前向きでした。課題は多くても、まだまだ日本の農業も暗いことばかりではないと思いました。批判ばかりする人もいますが、国も地域ももちろん農業従事者もいろんな工夫と努力をしてくださっています。日本人はやはり丁寧で勤勉です。ただ、これからはどの産業も個人経営は難しく、大きな企業になっていかないと難しいかもさしれませんね。地域の共同体意識も薄くなってきているし。いずれにしても、科学技術の競争ですね。でも、ヒトの域を越えてしまっているようで不安になります。昔は自然に合わせてたのに、今は自然を変えてますね。

  • スプリント

    現代の農業と未来の農業。 知らないことが多くとても勉強になった。 AIやスマート農業の発展によって食料自給率は回復するのだろうか。

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