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災害とデマ インターナショナル新書

堀潤

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797681543
ISBN 10 : 4797681543
Format
Books
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

大手メディアが報じない被災地のリアルを独自の取材で発信し続けるジャーナリストが、SNSにはびこるデマの実態と、それにあらがう術を探る。能登半島地震でも起きた「偽SOS」、関東大震災のデマ、福島第一原発事故をめぐる検証、生成AIによる「認知戦」の現場などを徹底取材。被災地の「本当のSOS」を埋もれさせないために何ができるのか?10年以上にわたる災害取材の集大成。

目次 : 第1章 能登半島地震でも起きた「偽SOS」(SNSに飛び交った悪意ある「デマ」と善意の「デマ」/ デマかそうでないかを判別するためのポイント ほか)/ 第2章 関東大震災のデマ、福島第一原発事故をめぐる検証(関東大震災でも出回ったフェイク画像/ 100年経っても、デマの構造は変わらない ほか)/ 第3章 オープンジャーナリズムの時代の災害とメディア(ヨーロッパで拡がるファクトチェック機能強化/ 「AI規制法」の成立とBBCの取り組み ほか)/ 第4章 デジタル時代の災害から学ぶべきこと(「ライオンが放たれた」。熊本地震とデマ/ デマの現場で何が傷つけられたのか ほか)/ 第5章 生成AIによる認知戦の時代―あなたの無自覚が兵器になる(国家安全保障戦略のひとつに組み込まれた偽情報対策/ かつて私たちの国も認知領域への情報戦を遂行した ほか)

【著者紹介】
堀潤 : 8bitNews代表理事、わたしをことばにする研究所代表、早稲田大学グローバル科学知融合研究所招聘研究員。1977年、兵庫県生まれ。立教大学文学部ドイツ文学科卒業後、2001年NHK入局。「ニュースウォッチ9」リポーター、「Bizスポ」キャスター等、報道番組を担当。2012年、渡米しカリフォルニア大学ロサンゼルス校客員研究員として活動、市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、2013年4月1日付でNHKを退局。現在は、TOKYO MX「堀潤Livejunction」のMCをはじめ、ABEMA「ABEMAPrime」などに出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • スプリント

    SNSの功罪。 悪意のあるデマと悪気はないデマ。 極限状況下での見極めは難しい。

  • みなみ

    ずっと読みたかった本で、書店で見かけたので購入。能登半島地震の事例から被災地の報道を伝える。まことしやかに語られ、善意で拡散される災害デマについても伝える。デマをSNSでばらまいた人のインタビューもあってびっくりした。関東大震災のデマ、東日本大震災の消極的な報道や情報提供など課題は多いが、ひとつひとつを真摯に取り上げている。

  • スナイデル

    3.5

  • 志村真幸

     本書は、デマやフェイクニュースについて、地震、選挙、政治など、さまざまな場面から切り込んだ内容だ。  2024年正月の能登半島地震、2011年の福島原発事故、現在の台湾をめぐる情報攻防戦、アメリカ大統領選挙まで、具体的にどのような問題が起きたかが紹介される。  デマがなぜ止められず、ひとびとが信じてしまうかについてとてもよく理解できた。  真実か見分けるためのファクトチェックが世界/日本で進められているわけだが、簡単には解決できそうにない。  デマの危険性について、多角的に知ることのできる一冊だった。

  • Yasutaka Nishimoto

    あのライオンが逃げ出したというデマは悪質だと思うが、皆がデジカメやスマホを手軽に持つようになってまだ30年ぐらい?皆に見せびらかしたい気持ちも分からないではないが、規制すれば減るもんでもない。著者のですます調の文章になじめなかった。

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