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論語と将軍 徳川将軍15人と江戸時代を創った帝王学

堀口茉純

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065391785
ISBN 10 : 4065391784
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

◆将軍の学習歴から歴史を掘り下げる初の書!
我々が教科書で勉強するのと同様に、将軍も幼少期から儒学の本を読んで学んでいました。何を読み、何を学んだかで人の心は作られ、それが行動につながります。本書は、将軍15人それぞれの人生をたどり、それぞれの為政がどこからきたのか、歴史の出自を紐解きます。

◆そこに答えがあるから
孔子とその弟子たちの言行録である『論語』をはじめとした儒学の書は、紀元前の成立から現在に至るまで、読み継がれています。これだけ時代を超えて求められる理由は、「いま迷っていることのこたえがそこにあるから」。将軍たちの心もとらえた儒学の魅力に迫ります。

◆他の追随を許さない将軍愛!
物心ついた時から江戸オタク。元祖歴女で江戸に関わる著書多数。家康から慶喜まで、15人の「うえさま」の生い立ちから家族構成、口癖、性癖、病歴に至るまで知り尽くす、ほーりー先生が、誰も知らなかった将軍たちの心の中を探るお江戸将軍探訪記!


【著者紹介】
堀口茉純 : 歴史作家 歴史タレント。江戸風俗研究家。1983年東京都足立区生まれ。幼少期より時代劇に親しむ。小学4年生の時、司馬遼太郎の本に出会い、沖田総司に初恋。明治大学文学部卒業後に時代劇デビュー。以降女優として舞台やテレビドラマに多数出演する。2008年に江戸文化歴史検定一級を当時の最年少記録で取得すると、「江戸に詳しすぎるタレント=お江戸ル」として注目を集める。2011年より江戸風俗研究家として江戸関連の著書を上梓し続けている。また、長年にわたり歴史案内人として、NHKをはじめテレビ番組から、はとバスツアーまで幅広く活躍。2011年YouTubeチャンネル『ほーりーとお江戸、いいね!』を開設。国際浮世絵学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    徳川将軍が15代も続いたのには儒学が関係しているのですね。何故家康が儒学に重みを置いたのか。それは帝王学の集成だったからに違いありません。後に続く将軍たちにとっても儒学は治世の象徴だったのでしょう。儒学無くして徳川の世は無しと言っても良いと思います。

  • チョビ

    徳川という中華思想の上での論語の利用の仕方かな。それにしても幕府にうまく人がフィットさせた結果260年が続いたという感じか。ただし、哲学から語っているわけでもなく結果論としての論語なので、そこにみなさん納得するかですね。ただ15人もいて一人も陽明学者が出なかったところが怖い。みんな宗教ばりに言いなりになれるだけの学問なんだな。読んでみるかな???でも絶対難しいんだろうな💦。

  • ちもころ

    面白かった!徳川15代の思想の礎となった儒教の精神を、各代の将軍の生き様と照らし合わせて易しく解説してあって、私のような凡人でも楽しく読めた。

  • Go Extreme

    家康が創り出した平和な時代 儒学を愛し広めた家康の特殊性 仏門から儒学者への転身 藤原惺窩 家康の側近 林羅山 孟子の放伐→豊臣家滅亡の正当化 貞観政要を愛読した家康 諫言重視の姿勢 保科正之の朱子学研究 池田光政による朱舜水の招聘 綱吉の儒学への熱心な取り組み 生類憐みの令の理念と過剰な取り締まり 為政者の悪政を戒める災異説 新井白石による政治主導 庶民への儒学普及を目指した貝原益軒 吉宗による質素倹約の奨励 松平定信・朱子学の正学化 陽明学の知行合一と過激な行動 幕末の尊王攘夷思想 薩摩藩の郷中教育

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