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レバノンの歴史 フェニキア人の時代からハリーリ暗殺まで 世界歴史叢書

堀口松城

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750322315
ISBN 10 : 4750322318
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2005
Japan

Content Description

かつては「中東の宝石」と呼ばれながらも、17年に及ぶ内戦で徹底的に破壊されてしまったレバノン。その激動の歴史を、古代から現在に至るまで、元レバノン大使が自らの体験を織り交ぜながら明快に描く。

【著者紹介】
堀口松城 : 1943年、千葉県生まれ。東京大学教養学部卒業後、外務省に入省。エール大学大学院修了(M.A.)後、韓国大使館、中国大使館、OECD代表部勤務等を経て、外務省海洋法本部海洋課長、法務省入国管理局入国審査課長。その後、ミャンマー大公使、国連代表部公使、エジンバラ総領事を歴任し、1998年から2000年まで駐レバノン特命全権大使を務める。2003年から駐バングラデシュ特命全権大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 獺祭魚の食客@鯨鯢

     レバノンがあるのは古代にフェニキア人が活躍したところ。フェニキア文字はアルファベットの原型となりました。隣接するバビロニアは農耕や宗教、都市文明が生まれた場所。 旧約聖書に記された人間の試練物語は絵空事でなく実証的裏づけ(エビデンス)があることが少なくありません。  コロナウイルスは疾病にとどまらず人びとの理性をも破壊しました。  今般の爆発は「事故」として処理されるようですが、イスラエルやアメリカなど敵対国からの援助の図式がマスク外交に見えてしまうのは、フェイクニュースで健全さを失った証拠でしょうか。

  • Ecriture

    マロン派キリスト教徒、ドルーズ派・シーア派・スンニ派イスラム教徒、パレスチナ人などによる内戦を戦いながら、イスラエル、パキスタン、シリア、アメリカ、フランス、イラン、イラクなどの外部勢力にも翻弄され続けたレバノン。各勢力が組む相手をちょこちょこ変えるのでついていけなくなってしまう。とりあえず報復に次ぐ報復の血みどろの歴史が続いてきたってことはわかった。ベイルートにどういう勢力が陣取ってたのかを調べようと思ってたけど、それには十分役立った。

  • crazy

    少しまとまりのない本だが、レバノンの歴史を通観できる和書はこれだけ。 名目上の「宗派対立」とその下でうごめくイデオロギーや政治的立場を巡る実質的な対立を見抜くことが大切。

  • 惰性人

    宗教対立と民族対立がごっちゃになった大変な国です

  • Book shelf

    レバノンの歴史を全体にわたって書いている本は数少ないので貴重な1冊。歴史学者が書いているわけではないので、考古学的な何かを期待しているのなら望み薄ですが、実際にレバノンで駐レバノン特命全権大使を務めていた方が書いた本ですので、特に近現代におけるレバノン周辺国も含めた政治的な思惑など複雑なからみが分かります。・・・といっても日本人に馴染みが薄い宗教観や複雑な周辺国の利害関係の把握がなかなか難しく、何度も読み返すか、入門的な知識を入れてからの方がよく分かるように思います。

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