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異形に涙は流せない 星海社fictions

堀井拓馬

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065402764
ISBN 10 : 406540276X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界はまだこんな小説を隠し持っていた! 『なまづま』『夜波の鳴く夏』で脚光を浴びたホラー小説界の傑物・堀井拓馬が、圧倒的な怪奇と幻想の世界を織り上げて放つ、感涙の物語。

【著者紹介】
堀井拓馬 : 1987年、東京都出身。第18回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞し、2011年に『なまづま』(角川ホラー文庫)でデビュー。続けて2012年に『夜波の鳴く夏』(角川ホラー文庫)を刊行し、独自の奇想とグロテスクを手がけるホラー小説家として評価を得ながら、文芸誌『早稲田文学』にも怪奇譚を発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • みや

    溟界へ還る最後の島で不変の日々を送る老人、卑しい生物へ転生し続ける呪いを継ぐ豚守、人間の少年を育てる巨獣、穢れを体内に封印する巫呪女。人ならざる者が愛と別れに泣く連作短編ダークファンタジー。見慣れぬ歪みや穢ればかり広がる情景を想像するのは難しくて読むのに時間はかかったが、独創的な異世界を脳内でじっくり膨らませたことで素晴らしい充足感を得られた。異種同士が互いを大切に想う心は美しく、残酷な別れで壊されるのは耐え難い。でも各編とも胸に温もりが灯るような余韻で包んでくれるから、最後に流れる私の涙は穏やかだった。

  • ほたる

    怪奇的な世界で異形が恐ろしく描かれるものの涙を誘われる連作集。どういうことなのだろうという好奇の気持ちを持ちつつ、不意に心温まる瞬間がある。巡り巡るような形での繋がり方も美しかった。「星も移ろう彼方の果てに」が全てを優しく包んでいるようで良かった。

  • ネック

    4篇の連作短編集。 タイトル通り登場人物たちは異形なものたち。 終わりまで読むともっかい読みたくなる〜。 3話目が1番すきです。

  • 蝸牛

    タイトルと表紙に惹かれてはじめまして、です。 短編連作集、になるのかな。 なんでしょう、うまく言えないけどすごく刺さりました。ただただ、号泣しました。

  • Hana

    出てくるのは瘴気に侵された異形のものたちで、不潔でグロテスクなものばかりなのにすぐにこの世界観とストーリーに夢中になった。悲しいけど温かく、とても不思議な感覚になれる本。この名前なんて読むんだっけ?という複雑な漢字ばかりだけどページをめくるとまたルビが振ってあるのも親切で大変よい。素晴らしい本!

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