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生くる

執行草舟

User Review :5.0
(3)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062156806
ISBN 10 : 4062156806
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

還れ、日本人の心に…。物質文明に惑わされ、生きにくい時代に切ない涙を流す現代人へ「生=いのちの完全燃焼」を激烈に問う。著者の血と涙が沁み込んだ人生観をしたためた書。

【著者紹介】
執行草舟 : 昭和25年東京生まれ。本名祐輔。立教大学法学部卒。実業家、著述家、歌人。消費社会の人間の生き方に疑義を呈し、生命の燃焼を軸とする新しい「生き方論」を提唱する。「真の生とは何か」を追究し続ける生命論研究者。佐賀鍋島藩士の家系に当たる。祖父・執行弘道はオクスフォード大学に留学後、世界各地で日本美術の普及に貢献した。建築家フランク・ロイド・ライトの親友としても知られ、後年は枢密顧問官として天皇の美術顧問を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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インパクトのある装幀とタイトルに惹かれ手...

投稿日:2011/01/12 (水)

インパクトのある装幀とタイトルに惹かれ手に取ってみたところ、目次から発する迫力に目が釘付けになってしまった。これまで持っていた価値観と真逆の言葉がそこにあった。最初は著者の断定的な物言いにちょっと違和感を覚えていたが、読み進むうちにこの人の血肉から発している言葉なのだというのが分かり、自然と姿勢が改まった。 そうしたらひとつひとつの章が深く腑に落ちてきて、いつの間にか人生の師匠から教えを請う弟子のような気持ちで本を読んでいた。こんな本は初めてだ。

月兎 さん | 埼玉県 | 不明

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著者のもう一つの著書『友よ』に感動し、も...

投稿日:2011/01/02 (日)

著者のもう一つの著書『友よ』に感動し、もう一冊のこの本も手に取った。 この本は人生論について書かれたものだが、現代民主主義というものの汚染と著者が闘い続けた人物であることがわかる。 現代ほど悩みの多い時代は無いであろう。それは現代民主主義により、全ての人が自己中心的な思考法に固定されているためなのだ。 この本によって、多くの人は「目から鱗が落ちる」体験をするだろう。人生観の中心軸をずらすだけで、全ての悩みが解消することを知るであろう。 著者は膨大な書物による研鑽によって人生を為してきた。それがよくわかる。そしてその結果、現代民主主義との訣別が為されたのだ。 読書に於ける最も重要なことは衝撃である。衝撃を受けることで、自己が変わらざるを得ない体験なのである。 感動するという本はいくらでも聞く。しかし、真の感動とはこの衝撃のことなのだ。 感動により人生を一変させる。この本はまさしくそういう体験を多くの人にもたらす名著と言える。

霊感ダンディ さん | 東京都 | 不明

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現代の憂いと迷いに対するアンチテーゼとも...

投稿日:2010/12/21 (火)

現代の憂いと迷いに対するアンチテーゼともいえる本作は、惑う時代においての一筋の光とも思える内容である。生きることは本質的には闘いであり、元来人間のもつ生への執着、エネルギーの回転を積極的にかつ乗数的に高めていく、そのような思想が集約されている。 概念のみの哲学のように実生活との乖離を生じさせることなく、あくまで実践哲学として、生きる人間の情感として心に訴えかける哲学書である。読まれた日から内容を一つでも実践していけば、まさに「生くる」人間としての生を全うできるのではないだろうか。

Manuelito さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mike

    人生哲学書。 上司本。出会えてよかった本です。心が落ち着きます。 一片の赤誠、忘れられない言葉となり。 膨大な知識から紡がれる一章一章に、感謝の念で一杯になりました。

  • kubottar

    一言でいうと人生訓の本なのだが、他の本によく有りがちな部分が全くなくこの人は独自の視点を多々持っている人だと感動した。

  • さっちも

    ハッとさせられたり、考えさせられる箇所はあるのだけど。例えば右のような理解しにくい一文がある。「私の思索の原点は、文化の本質を追求することにある。私にとって、文化について考えることは、自分自身を見つめることに通じていた。そして私は、理性を超えたものが文化だと考えるようになった。それは、人間の地の底に打ち込まれている」ここでの「文化の本質」とはとか、「自分自身を見つめることに通じていた」とか、具体例も説明もなくドンドン展開される、挙句脈絡もなく日本の文化とは武士道とか断言されたりする。納得できないギブアップ

  • ひめぴょん

    著者自身が考え、体験し、核心となった事柄であり、血と涙が沁み込んだ人生観をあらわした短文集。共感できる部分が多い方だなあと思いながら、読み進めました。以下は文中引用とミニ感想。 支えてくれたものは、知性でもなく、忠や孝といった高尚なものでもなかった。思想や哲学でもない。ほんの少しの人の情けだった。 時間の淘汰を潜り抜けてきた事柄が、最も科学的で正しい。文化と伝統はそれほどにすごい科学的価値を持つ。 食わない人間(食わなければ健康という意味での能動的生き方)とは、自己の人生を自己の責任で考え、どのような環境

  • 舟江

    若い、占いもやる神道系の拝み屋さんから頂いた本。20〜30頁読んだ処で震えが来た。読書を停止後、再読。 「読書は10歩下がって読みなさい」と言うが、未だにそんな立派な本にお目に掛かったことは一度もない。でもこの本は、もう一度ゆっくりと読んでみたい。 ちなみに拝み屋さんから占ってもらった事はない。

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