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ISBN 10 : 4101210519
Content Description
「中国では七回も売られたんだ」終戦は新たな苦難の始まりだった。肉親と逸れ、大陸に取り残されてしまった日本人は、運命の分かれ道で重い選択を強いられた。戦時下の満州や戦後の中国を彼らはどのように生き延び、帰国を果たしたのか。元戦争孤児の父をもつ著者は、人生の終着駅に向かう六人の体験を丹念に聞き取り、紡いでゆく。戦争体験者のいなくなる時代に残すべき貴重な証言の記録。
目次 : プロローグ 彷徨える祖国/ 第1章 夫の祖国、妻の祖国/ 第2章 家族を殺された国で/ 第3章 海の向こうの祖国/ 第4章 母としての選択/ 第5章 運命の選択/ 第6章 選択の果てに―父の選択/ エピローグ 百歳からの手紙
【著者紹介】
城戸久枝 : 1976(昭和51)年、愛媛県生れ。徳島大学総合科学部卒業。大学在学中の’97(平成9)年から二年間、中国吉林省長春市の吉林大学に国費留学。貿易会社、出版社勤務を経て、ノンフィクションライターに。国交回復前の中国から’70年に自力で日本に帰国した元戦争孤児の父の足跡を追った『あの戦争から遠く離れて』で、大宅壮一ノンフィクション賞、講談社ノンフィクション賞、黒田清JCJ新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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yoshida
読了日:2019/06/18
Shinya Ishikawa
読了日:2018/03/28
micari
読了日:2019/12/27
うたまる
読了日:2019/06/18
kaboking
読了日:2017/08/12
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