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虚構推理 逆襲と敗北の日 講談社タイガ

城平京

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065264003
ISBN 10 : 4065264006
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「それは巨大で、凶暴で、獰猛で、何より場違いな亡霊だった」警察に呼び出された琴子と九郎。二人と因縁深い桜川六花が、奇妙な連続転落死事件に居合わせ、容疑者になっているという。六花が二人を前に語ったのは、異郷の野獣キリンの霊による殺戮劇だった。琴子たちは彼女の無実を証明すべく調査を始め、事件の背後にある悍ましい「呪い」の存在を知ることとなる―。

【著者紹介】
城平京 : 第8回鮎川哲也賞最終候補作『名探偵に薔薇を』(創元推理文庫)でデビュー。漫画原作者として『スパイラル―推理の絆』『絶園のテンペスト』『天賀井さんは案外ふつう』を「月刊少年ガンガン」にて連載。2012年『虚構推理 鋼人七瀬』(講談社ノベルス/講談社タイガ)で、第12回本格ミステリー大賞を受賞。同作は漫画化しベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 眠る山猫屋

    ついに六花を射程に捉えた岩永琴子と九郎先輩。しかし、キリンの亡霊とは(苦笑)確かに追いかけられたら、そりゃ怖いよ。事件は暴れまわるキリンの亡霊の鎮魂よりも、その足元で発生していた殺人事件を主題に進む。冷徹に事態を収束させていく琴子の行動理念に唸らされた。なるほど。よほど六花さんの方が人間らしい。琴子が知恵の神である事は変えられず、その冷徹な行動倫理は六花や九郎の存在を看過できない事になるとは。チグハグな琴子の言動はコメディリリーフ的な意味合いではなく、人間関係を理解できていないから、そうも解釈できるのか。

  • ネムコ

    小説から読むか、コミックから読むか。迷いましたが、小説から読みました。やっぱり好きだ〜❗ 本チャンの謎解きと対応策もバッチリでしたが、事件解決後に六花さんと九郎の会話が、もー甘くて甘くて💕 九郎があんなに琴子を想っているとは思いませんでした。気持ち的にはもっと六花寄りかと。あんまりノロケるので、シリーズ最終巻かと心配になったほど。でも後書きを読んだらまだ続くようで一安心。コミックともども、続きを楽しみにしています。

  • Myoshiki@Infy

    やっと買えたの…… 琴子さんが可愛く感じたよ♪

  • うまる

    シリーズ5冊目。あっ瑞獣の方じゃないのね。そりゃ確かに場違いな幽霊だわ。そんな変わった話と第一章を通して、底が見えない六花さんを見せつつ敗北の日に繋げる、この構成の素晴らしさよ。終わってみたら、シリーズとしてはターニングポイントとなる重要な巻だったというのも衝撃的でした。人間味を感じない2人の方が、実は人間的思考だったなんて。今回で登場人物の印象と相関が反転した感じがして面白かったです。今後はどう活動していくのでしょうか。引き続き楽しみなシリーズです。

  • geshi

    これにて第一部完結といった感じかな?『見たのは誰か?』なぜ犯人は目撃者を作るような行為をしたのか?という謎に神ならぬ身の人間だからこその動機を当てて、神と人間の相克という前振りになっている。『岩永琴子の逆襲と敗北』キリンの霊による転落死事件から怪異を取り去るための虚構を作る本道。決着のさせ方は知恵の神の峻烈さをこれまで見せてきただけに、一番悪辣ともいえる厳しさ。そして琴子・九郎・立花の関係性が改めて見直されて、秩序の意味を問いかけるラストでシリーズのイメージが覆された。

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