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虚構推理短編集 岩永琴子の出現 講談社タイガ

城平京

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065139288
ISBN 10 : 4065139287
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
Series
:

Content Description

妖怪から相談を受ける『知恵の神』岩永琴子を呼び出したのは、何百年と生きた水神の大蛇。その悩みは、自身が棲まう沼に他殺死体を捨てた犯人の動機だった。―「ヌシの大蛇は聞いていた」山奥で化け狸が作るうどんを食したため、意図せずアリバイが成立してしまった殺人犯に、嘘の真実を創れ。―「幻の自販機」真実よりも美しい、虚ろな推理を弄ぶ、虚構の推理ここに帰還!

【著者紹介】
城平京 : 第8回鮎川哲也賞最終候補作『名探偵に薔薇を』(創元推理文庫)にて、デビュー。2011年に発表した『虚構推理 鋼人七瀬』(講談社ノベルス)で、第12回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さばかん

    全てが嘘なのに面白い。     それっぽい嘘で論破する。騙すというか、納得させる。     良いよなぁこういうの。小説ならではというか。     相変わらずアニメ映えするようには思えないけど。    虚構が存在する現実で、現実の枠内のみで解決策を導くというのは今まであるようでなかったような気もするので新鮮味があって楽しく読める。    そして何よりおひいさまのキャラクターが良い。

  • セウテス

    【虚構推理シリーズ】第2弾、短編集。5作品のうち、第1話「ヌシの大蛇は聞いていた」と第5話「幻の自販機」は、虚構推理という定義そのものを味わえると思う。特に第5話は、化け狸が造った怪異の空間を通った為に、別の場所へ移動してしまい、偶然にもアリバイが出来てしまった犯罪者、という設定が魅力的だ。説明しても証明出来ない状態を、虚構の組み立てで事実を作りあげる面白さがたまらない。他の作品も、何故を推理するミステリ感はしっかりと在る。この推理の為の伏線を読者へ提示する形が、たいへん巧みでありセンスを感じる所である。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止

    虚構推理その2。連作短編集。コミック先行のノベライズ化?。本シリーズらしい展開で楽しめました。ただ紹介の所にあるコミックの一部を見ると何か自分の想像してた琴子とのギャップが・・・。

  • ★Masako★

    ★★★+ 前作の「虚構推理」が面白かったので続編のこちらも読んでみた♪ 今回は五話からなる短編集。幼い時のある出来事がきっかけで、妖怪たちの相談役となった大学生の岩永琴子。妖怪たちから持ち込まれる事件を、虚構(虚実を織り混ぜて)の推理によって嘘の真実を創りだし解決していく。その推理が見事で気持ちがいい。また、同じく特殊な能力を持つ恋人・桜川九郎と琴子の関係が面白く、これからも温かく見守っていきたい(笑) 特に「ぬしの大蛇は聞いていた」「幻の自販機」の虚構推理が秀逸!キャラといいこの世界観は癖になるなあ♪

  • ネムコ

    やっぱり、このシリーズ好き❗ 一話から四話まではコミックで既読でしたが、小説で読んでも面白い。琴子は小説の方が数段美人に書かれてますね(笑) 書き下ろしの『幻の自販機』も、まあよくこんな面倒臭いことを考えるなぁ、と。もうすぐ新作が出るとのこと。楽しみです💕

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