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子どもの貧困 / 不利 / 困難を考えるII 社会的支援をめぐる政策的アプローチ

埋橋孝文

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623074068
ISBN 10 : 4623074064
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

特別な人々の問題ではなく、社会全体が貧困を生まないために―児童養護施設の子ども、母子家庭の子どもと母親、自立に困難を抱える若者の「貧困/不利/困難」を浮かびあがらせ、回復するための支援のあり方を具体的に提示する。

目次 : 先鋭的に深刻化しているグループに注目/ 第1部 児童養護施設の子ども(児童養護施設の子どもと自立支援/ 児童養護施設退所者の不利、困難、貧困を克服する手立て/ 児童養護施設退所者の自己肯定感向上の契機)/ 第2部 母子家庭の母親と子ども(母子家庭の母親の就労の現状と課題/ 母子世帯の貧困と支援施策/ 母子家庭の母が描く子育てと子どもの姿/ 母子生活支援施設利用による母親たちの自己肯定感の変容)/ 第3部 不利と困難を抱えた若者(大学から仕事への移行期にある若者たちの経済的困難/ 若者の就労自立支援におけるプロセス評価とアウトリーチの必要性/ 地域若者サポートステーションにおける相談援助/ 日本と海外の若者支援の取組み)/ 貧困/不利/困難に対する社会的支援

【著者紹介】
埋橋孝文 : 関西学院大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。大阪産業大学経済学部、日本女子大学人間社会学部を経て、同志社大学社会学部教授、放送大学客員教授

大塩まゆみ : 同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了、博士(社会福祉学)。(株)日本地域社会研究所、福井県立大学等を経て、龍谷大学社会学部教授

居神浩 : 京都大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、神戸国際大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ゆう。

    児童養護施設で育った子どもたち、母子家庭で育った子どもたち、自立そのものに困難を抱えている若者に焦点をあてて、貧困から脱出するための支援のあり方を考察しています。自己肯定感に注目し貧困で受けたダメージの回復を視野に「貧困に負けない力」をつけることが問題意識の一つとしてありました。この研究は、現実問題として貧困状態にある当事者がそこから抜け出していくことを重視しています。そのため、支援のあり方が現実社会のなかでどのように生き抜く力をつけるかに偏っている感がします。重要な論文が多いだけに少し疑問もわきました。

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