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進化論の何が問題か

垂水雄二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784896949957
ISBN 10 : 4896949951
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2012
Japan

Content Description

進化論的な生命観の美しさと強さを証明するため、R.ドーキンスとS.J.グールドは異なるアプローチをとった。二人の世界観を生い立ちから掘り下げ、現代進化論の核心に迫る。

目次 : アフリカに生を受けた合理主義者/ ティラノサウルスに魅せられた古生物学者/ ティンバーゲンとの出会い/ 古生物学の聖地を目指して/ 利己的遺伝子説の誕生/ 断続平衡説の挑戦/ ダーウィンのロットワイラー/ 進化論エッセイストの登場/ 社会生物学論争と優生学/ 科学と神のなわばり/ 狙いをはずした撃ち合い

【著者紹介】
垂水雄二 : 1942年、大阪生まれ。翻訳家。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。出版社勤務を経て、1999年よりフリージャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 特盛

    評価3.3/5。吉川浩満「理不尽な進化」で主題となった進化論における大論争、もう少し知りたく読む。著者はドーキンスの翻訳をずっと手掛けた人。グールド・ドーキンスの生い立ちから議論になったテーマが振り返られる。周りが言う程は衝突していない(的を外した打ち合い)という実情に、ああ、よきライバルってこういうことだなぁとしんみり。また、科学の仮説支持にも実に本人たちの生い立ちや政治/社会的立場が影響するものだと実感した。特に進化論の様に、展開が大胆なアブダクションとセットで壮大な物語になる領域はそうなんだろな

  • ばんぶー

    科学的につっこんだことは、素人なのでわかりません。でも、グールドとドーキンスが、「狙いをはずして打ち合っていた」ということの解説は、”友情”の物語のようにも感じられました。そのグールドはもういないと思うと、寂しくて寂しくて、残念でなりません。

  • 魚京童!

    http://kuzirappa.blog.fc2.com/blog-entry-236.html

  • ドーキンスが『神は妄想である』を書いた動機は、9・11テロっていうくだりから、なんか胸が苦しくなりながらも読んでた。そしたら『神は妄想である』のインタビュー記事の名前「ザ・フライングスパゲッティ・モンスター」で吹いた。神が『神は妄想である』の関連記事ってどういうことだよ、思わずなごんじゃっただろ。ラーメン

  • うーちゃん

    専門書を除けば、グールドの邦訳はほとんど全て、ドーキンスの方は半分くらいは読んでいる。だから、この本も面白く読めたのだが、彼らに影響を与えた科学者がずらずら出てくる部分は、正直あまり理解できなかった。文章は非常に分かりやすいが、進化論の歴史的経緯をある程度わかっていなければ、読むのはしんどいだろう。

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