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戦後表現 Japanese Literature After 1945

坪井秀人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815811167
ISBN 10 : 4815811164
Format
Books
Release Date
March/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

そこにはいつも“戦争”があった。アジア太平洋戦争から冷戦、昭和の終わり、湾岸・イラク戦争、ポスト3・11まで、戦争をめぐる言葉がすくい上げてきたもの、底に沈めてきたものを、詩・小説・批評を中心に精緻に読解。経験や記憶に刻まれた傷跡としての表現の重層性から、“戦後”概念を再審にかける。

目次 : 序論 “戦後”の再審のために/ 第1部 戦中にうたう戦争/戦後に書く戦争/ 第2部 戦時と戦後の連続/不連続/ 第3部 外地の始まらない戦後/ 第4部 戦後文学の思想/ 第5部 戦後詩の臨界/ 第6部 戦争から遠く離れて

【著者紹介】
坪井秀人 : 1959年名古屋市に生まれる。現在、早稲田大学文学学術院教授、名古屋大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 〈戦後〉そのものの問い直しへ、様々な角度から明晰に語られる論集。坪井の鋭敏に屹立する問題意識は、それぞれの章でトーンを少しずつ変えながらも、最後まで貫かれている。戦後の引揚、高度経済成長、サークル詩、労働組合、現代文学と、広範だが決して散逸することなく、しっかりと議論を絞っているところが見事。 装丁も美しく、本としての価値を感じている。自分自身の戦後研究の一つのきっかけにもなってくれた、ありがたい本である。

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