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鬼に喰われた女 今昔千年物語

坂東眞砂子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087464993
ISBN 10 : 4087464997
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

平安の禍々しき世から今、甦る新今昔物語
エロスを謳歌する女たち、定住することのない女たち、思うがままに生きる彼女たちに忍び寄る武家社会の暗い影。「心の闇」と「エロス」が激しく交わり絡み合う、新解釈の坂東版今昔物語。

Content Description

時は平安。京に上った東国の長者が妻と荒れ果てた邸宅に宿を取った。数日たった夕方、男が縁にいると妻の叫び声が聞こえる。驚いた男が部屋に飛び込むと、暗闇から伸びた太い二本の腕が妻をつかんで奥の間に引きずりこむところだった。妻は鬼につかまっていたのだ…(「鬼に喰われた女」)。表題作ほか今昔物語からインスピレーションをえて人間に巣食う「闇」と「エロス」を大胆に描いた短編集。

【著者紹介】
坂東眞砂子 : 1958年、高知県生まれ。奈良女子大学住居学科卒業後、イタリアのミラノ工科大学などでデザインを学ぶ。帰国後、フリーライターを経て作家デビュー。96年『桜雨』で第3回島清恋愛文学賞、97年『山妣』で第116回直木賞、2002年『曼荼羅道』で第15回柴田錬三郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ポチ

    短編10話。物足りない。この世にあらざる者達や怪異と人との関わりを、長編でじっくり読む方が好みです。

  • らすかる

    平安の京を舞台にした10編の怪異とエロスのものがたり。怪異的にもエロス的にもいささか物足りなさはあるものの雰囲気を楽しむことはできました。ねっとりとした古の闇の濃さと男女の情念。大人向けのむかしばなし。ちょこっとした合間に読めるので良いですね🎵

  • のぼる

    今昔物語からインスピレーションを得て作られた「闇とエロス」の短編集。 雰囲気は良いが、あっさりしていて物足りない印象。

  • いたろう

    10編の短編。舞台は平安時代だが、テイストは今昔物語というより雨月物語か。中世・怪異・官能という坂東眞砂子らしい雰囲気も長編に比べるとちょっと物足りない印象。

  • tama

    図書館閉架本 著者のファンだった 「今昔物語からインスピレーションをえて」書いた創作だそうな。まあ、かなり今っぽい描写も多かったし。原文ならもっとあっけらかんとしてたと思う。でも結構面白かった。これまで読んだ図書館の著者の小説本って書込みやら汚れやら酷くて身震いするのが多かったけど、これはなぜか綺麗。汚してたやつが名前バレて逃げたのかもね。油壷って妖怪?水木さんのとこには出てないなあ。生きてるうちにコラボしてたら面白かったんじゃないかなあ。

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