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花の埋葬 24の夢想曲 集英社文庫

坂東眞砂子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087461862
ISBN 10 : 4087461866
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ひとは夢の中でさまざまなものを思い描く。生と死、愛と憎、肉体と精神、官能と苦痛、永遠と瞬間、安心と恐怖。あるときは縛られ閉じこめられ、あるときは解き放たれる。亡くなった家族や友人たちの思いが私を圧迫したり、癒したりする。そんな不条理で豊穣な「夢の世界」を確かな筆致で描く。自らの夢をもとに紡いだ24編のショート・ストーリー。

【著者紹介】
坂東眞砂子 : 1958年、高知県生まれ。奈良女子大学住居学科卒業後、イタリアのミラノ工科大学などでデザインを学ぶ。帰国後、フリーライターを経て作家デビュー。96年『桜雨』で第3回島清恋愛文学賞、97年『山妣』で第116回直木賞、2002年『曼荼羅道』で第15回柴田錬三郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のぼる

    作者の夢をモチーフに書かれた24編のショートストーリー。どれも10頁前後と本当に短い。最初の作品が怖く、あと23編も楽しみと思ったが、最初のが一番よく、徐々にインパクトが弱く、少しダレてしまった感がある。1作品がもう少し長くて、作品数がもう少し少なくてもよかった。

  • そのぼん

    現実と幻想の境目が曖昧な世界観の短編集でした。それと、世の中の常識から外れてしまった感じの主人公が多くて、背筋が寒くなりました。

  • AN

    24編の短編集。どれも不思議な浮遊感のある作品だと感じた。裏表紙の解説で「自らの夢をもとに紡いだ」とあるので、現実と非現実が入り交じったふわふわした読後感はおそらくそのせいかも知れない。作者ならではの怖い話や幽玄、生と死などもカバーされている。が、長編と異なり、不思議と言葉遣いがあっさりしているのが少々腑に落ちなかった。現実的な話は今の自分を見透かされたような作品もあり、身につまされる思いもした。

  • 凪織

    一遍一遍が短いので隙間に読むのに丁度よい。実際に作者が見た夢、らしい。確かに、現実だと可笑しなことでも夢の中では当たり前だと思って過ごすことって多い。現実の世界では死んだ人間は現れないし、日本からバグダッドは見えない。あの触れれば崩れてしまいそうなほど脆く、不可思議な雰囲気が文章になっていて、不安定さと共にどこか居心地がよい感覚がした。『花芯』も電車の中で読んでしまったのだが、隣に座っていたおばさまに官能小説を読んでいたと勘違いされていなければいいのだけれど……。

  • 悠遠

    うーん、なんというかホラーのような怪奇のような。よく分からない短編集。喩え?揶揄?もよく分からない。

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