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ISBN 10 : 4880036919
Content Description
本書では、新しい呼吸管理法である非侵襲的呼吸法を中心にして、人工呼吸法の歴史がよく纏められている。非侵襲的呼吸管理法では、気管切開や気管内挿管を行わず、マスク(鼻マスク、口マスク、顔マスク)を使って、患者の鎮静を必要とせず、気道の生理的機能を温存しながら換気を維持できる。したがって、人工呼吸器に誘導されての肺炎は回避できる。さらにオシレーション呼吸では、気道死腔以下の換気量で、肺へ酸素を送達することが可能である。この他にも体位変換を利用した人工呼吸、胸壁叩打による人工呼吸法、気道内酸素送吹による人工呼吸などの実際が紹介されている。
目次 : 序 人工呼吸の新たな動向/ 1 人工呼吸の問題点と人工呼吸法の変遷(従来の人工呼吸法と問題点/ 呼吸器関連肺傷害(Ventilator‐Associated Lung Injury:VALI) ほか)/ 2 最近の人工呼吸管理法の理論と実際(非侵襲的人工呼吸(Noninvasive Ventilation:NIV)/ 高頻度換気(High‐Frequency Ventilation:HFV) ほか)/ 3 最近の呼吸管理の動向(ALI/ARDS患者に対する人工呼吸/ 心疾患患者に対する人工呼吸 ほか)/ 4 症例検討
【著者紹介】
小川龍 : 日本医科大学麻酔科教授
坂本篤裕 : 日本医科大学麻酔科学教室(助教授)
竹田晋浩 : 日本医科大学附属病院集中治療室(講師)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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