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玉音放送をプロデュ-スした男下村宏

坂本慎一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569790312
ISBN 10 : 4569790313
Format
Books
Release Date
August/2010
Japan

Content Description

ラジオ講演の三大名人として名声を博し、世論を大きく動かした情報のプロ、下村宏の波乱万丈の生涯を描き、歴史に埋もれた功績に光を当てる。官僚としての雄飛、民間での活躍、政治活動の展開の3部構成。

【著者紹介】
坂本慎一 : 1971年、福岡県生まれ。獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業、京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了、大阪市立大学大学院経済学研究科後期博士課程修了。博士(経済学)。慶應義塾大学図書館非常勤研究調査員をへて、現在、PHP総合研究所主任研究員。専門は日本経済思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • りずみぃ

    玉音放送を一つのラジオ番組として捉えた視点が新鮮。

  • のっち

    歴史の波に翻弄されて、現代ではほぼ無名となった偉人。昭和の知識人は奥深い! たくさんの短歌も収録されたなかで一番のお気に入りは、病床で詠んだであろう「天われに 病をさづく 世のさまをしづかにながめ 更にたつべく」。

  • 山田

    和歌山中学、第一高等学校から東京帝国大学を卒業し、1898年(明治31年)に逓信省へ入省。郵便貯金の実務を学びにベルギーへ留学し帰国後に為替貯金局長(1913年・大正2年)。1915年(大正4年)に台湾総督府の明石元二郎に招かれて民政長官となり、総務長官(1919年・大正8年)となる。台湾総督府時代には、八田與一を支援し嘉南大圳の建設に貢献した。李鴻章との出会いから敗戦国の惨めさを知り、徹底的な反戦論者となり、自由主義者と言われながら権力とは微妙な距離を保ちながら、当時日本一と思われる人脈があった。

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