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救急外来 ただいま診断中!

坂本壮

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784498066823
ISBN 10 : 4498066820
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2015
Japan

Content Description

臨床研修病院として豊富な症例と実績をもつ順天堂大学練馬病院救急・集中治療科で代々受け継がれてきた“屋根瓦式の研修医教育”実践のため,教育熱心な本書の著者が月2回開催している勉強会の内容を1冊にまとめたもの.同病院に来院,搬送された実際の症例をベースに,common diseaseから重症症例まで“よく出会う疾患,症候”を中心に,診断のノウハウや思考方法を研修医向けにわかりやすく解説している

目次


はじめに
   1) 救急外来での心構え
   2) Common is common !
   3) 病歴聴取を怠るな!
   4) Vital signsの解釈は適切に!
   5) 臭いものに蓋をしてはいけない! 原因検索を怠るな!
   6) 急性か慢性か,それが問題だ!
   7) 救急外来における“検査の3種の神器”
   8) 内服薬,アレルギーの確認は忘れずに:くすりもりすく!
   9) 説明は処方箋であり,経過観察は治療の1つである!
  10) 2度あることは3度ある!
  11) 常に初診の気持ちで対応を!
  12) 後医は名医
  13) Teaching is learning twice !
1 意識障害に出会ったら
  原因を見逃さないための10の鉄則
   意識障害患者へのアプローチ【10の鉄則】
     1) ABCの安定が最優先! 意識状態を正しく評価せよ!
     2) Vital signs,病歴,身体所見が超重要! 外傷検索,AMPLE聴取も忘れずに!
     3) 鑑別疾患の基本の三角形をmasterせよ!
     4) 意識障害と意識消失を明確に区別する!
     5) 何が何でも低血糖の否定から! 血液ガスのcheckも忘れずに!
     6) 出血か梗塞か,それが問題だ!
     7) 菌血症・敗血症が疑われたらfever work up !
     8) アルコール(エタノール),肝性脳症,電解質異常,薬物中毒,精神疾患による意識障害は
       除外診断!
     9) 疑わなければ診断できない! AIUEOTIPSを上手に利用せよ!
    10) 原因が1つとは限らない! 確定診断までは安心するな!
    Snap diagnosis:一過性全健忘(transient global amnesia: TGA)
2 失神に出会ったら
  心血管性・出血性を否定せよ!
    疑わなければ診断できない!
ほか

著者略歴
坂 本   壮
 
2008年 順天堂大学医学部卒業
2010年 順天堂大学医学部附属練馬病院  初期研修終了
2010年 順天堂大学医学部附属練馬病院  救急・集中治療科入局
2015年 西伊豆健育会病院  内科
2011年,2013年 ベストチューター受賞
救急専門医,集中治療専門医,内科認定医,産業医
ICLSインストラクター

【著者紹介】
坂本壮 : 2008年順天堂大学医学部卒業。2010年順天堂大学医学部附属練馬病院初期研修修了。順天堂大学医学部附属練馬病院救急・集中治療科入局。2015年西伊豆健育会病院内科。2011年、2013年ベストチューター受賞。救急専門医、集中治療専門医、内科認定医、産業医。ICLSインストラクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hurosinki

    実習で救急回ってるので読んだよ!患者の主訴や状況ごとに章立てされており、それぞれのケースで何をどうすればいいか具体的に記述してくれるのでありがたい。common diseaseを中心に考えつつ、ヤバ疾患を確実に拾い上げるテクニックが勉強になった。失神では心血管性失神と出血による起立性低血圧を鑑別、意識障害は頭部CTの前に血糖測定、悪寒戦慄はUTIや胆管炎を鑑別、尿管結石疑いにエコーで水腎症や大動脈瘤を鑑別…等々々。個人的には高カリウム血症の章が勉強になりました(腎機能障害や、ショック+徐脈では必ず鑑別)

  • ねころじ

    スコアリング、データ、症例が載っててわかりやすかった。経験ベースのピットフォールなどもありがたい

  • 文狸

    救急対応のマニュアル本というよりは、何をどのように考えるか、という思考の過程をエビデンスとともにレクチャーしてくれる。頭の整理に非常に役に立った。

  • ソーシャ

    研修医教育に携わる救急専門医の著者が救急外来で重要となる疾患・症候への基本的なアプローチを500ページ弱、22章というボリュームで解説した本。紙幅の都合か説明が簡潔すぎる箇所はあるものの(これ以上厚くなっても困りますしね)、重要なところや間違えやすいところは何度か出てくるのがありがたいです。何度か読み返して、内容を自分のものにしていきたい本ですね。おそらく、国家試験の救急分野対策にも役立つと思いますが、ある程度内科の前提知識がないと読めない本でもあります。

  • luca

    基本に忠実

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