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ISBN 10 : 4802132018
Content Description
坂崎幸之助「まえがき」より
僕が生まれ育ったのは墨田区吾妻町(現在の立花)。実家は小さな酒屋だが十人近い大家族。
その末っ子として生を受けたため、周りの大人達に囲まれて、やたら頭でっかちなマセたガキでした。
街の小さな酒屋とはいえ、当時は今と違って週のうちの六日間は鬼のように忙しく、親父と叔父たちは一日中配達を、それこそ閉店時間近くまで続けていたのを覚えています。
それでもたまに浅草や上野に連れて行ってくれたのは、今にして思うと親の心子知らず、本当に感謝の気持ちしかありません。
大人になって浅草の魅力を再発見し出した昨今、子供の頃そこで見た景色、経験は自分にとっての宝物だと改めて感じます。
浅草の今昔物語(奇譚)には、幼い自分へのノスタルジーと、大人になった自分にとっての浪漫が詰め込まれているのです。
【著者紹介】
坂崎幸之助 : 1954年、墨田区の酒屋の次男坊として生を受ける。今年でプロデビュー46年になる日本の老舗バンド「THE ALFEE」のボーカル&ギター。本職の音楽以外でも趣味や興味の範囲が広く、和ガラス、古カメラ、古絵葉書、古写真、浅草十二階もの、セルロイドなどの蒐集、さらに両生爬虫類や魚類の飼育等々とどまるところを知らない。現在ラジオ番組のパーソナリティーとしても活躍中
生田誠 : 1957年、京都市東山区生まれ。東京大学文学部美術史専修課程で西洋美術史を学んだ。産経新聞文化部記者を早期退職し、現在は絵葉書・地域史研究家として執筆活動などを行っている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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りょうけん
読了日:2021/12/26
kaz
読了日:2021/06/13
SAN_Morishi
読了日:2024/05/20
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