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英語で読む桜の森の満開の下

Ango Sakaguchi

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480033734
ISBN 10 : 4480033734
Format
Books
Publisher
Release Date
April/1998
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 荒川ながれ

    1998/4/23 初版 ちくま文庫 坂口安吾 ロジャー・パルバース著 この物語が気に入って、英語だとどう表現されているのだろうと古本屋で購入。文法は平易だが、いくつかの英単語が平易ではないので、見比べながら読了。巻末の訳者ノートを読むと、かなりしんどい作業だったようです。しかし、欧米人を魅了してしまう物語だ。訳者は安吾を日本に欠けていた洗練された鋭いアイロニーの文学と評している。これ舞台で表現するのは無理かな。ジブリで高畑勲監督でやったら面白かったかもしれない。

  • 衣魚

    原文と英訳が並べてあり、そのあと訳にあたって気をつけた訳者の話が載っている。元より好きな話だからどんな風に訳されたのか、おもしろかった。日本語をより好きになれたよ。

  • 1.3manen

    堕落の意味は、訳者によると、「堕落したした者でさえ救われる、一度死んだ者も再びよみがえる」(p.189)。このことばは、服役囚や、人生をやり直したい、あるいは、3.11震災復興の犠牲者において妥当するのではないか。そして、桜を英訳していくことがいかに困難か、パルバース氏の「喧嘩」の英訳も非常にことばの選択に苦慮するなど、大変だと思った。

  • haruka

    英語では読んでいません

  • J_L_B_459

    坂口安吾の風刺やブラックユーモアは西洋人にも共感できる、とする作者による翻訳。後半の訳者ノートに載っている、英語的発想の解説が参考になる。そこの部分も作者自身による日本語で読みたかったが、残念ながらそこは翻訳らしい。ロジャー・パルバースが「最初から」日本語で文を考えたらどうなったか。余談だけど「面倒みたいの」のエピソードが面白かった。

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