Product Details
ISBN 10 : 4004315417
Content Description
選挙の仕組みに難点が見えてくるとき、統治の根幹が揺らぎはじめる。選挙制度の欠陥と綻びが露呈する現在の日本。多数決は本当に国民の意思を適切に反映しているのか?本書では社会的選択理論の視点から、人びとの意思をよりよく集約できる選び方について考える。多数決に代わるルールは、果たしてあるのだろうか。
目次 : 第1章 多数決からの脱却(多数決を見つめ直す/ ボルダルール/ 実用例/ 是認投票)/ 第2章 代替案を絞り込む(コンドルセの挑戦/ データの統計的処理/ さまざまな集約ルール)/ 第3章 正しい判断は可能か(真実の判定/ 『社会契約論』における投票/ 代表民主制)/ 第4章 可能性の境界へ(中位投票者定理/ アローの不可能性定理/ 実証政治理論/ 最適な改憲ハードルの計算)/ 第5章 民主的ルートの強化(立法と執行、主権者と政府/ 小平市の都道328号線問題/ 公共財供給メカニズムの設計)
【著者紹介】
坂井豊貴 : 1975年広島県生まれ。1998年早稲田大学商学部卒業、2000年神戸大学経済学修士課程修了、2005年ロチェスター大学経済学博士課程修了(Ph.D.)。横浜市立大学経営科学系、横浜国立大学経済学部、慶應義塾大学経済学部の准教授を経て、慶應義塾大学経済学部教授。専攻、社会的選択理論、メカニズム・マーケットデザイン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
読了日:2015/10/15
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読了日:2021/02/16
Miyoshi Hirotaka
読了日:2019/08/02
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読了日:2017/10/03
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