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江戸彩り見立て帖 4 文春文庫

坂井希久子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167923754
ISBN 10 : 4167923750
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

塚田屋の三男坊・右近に呉服の色見立てに駆り出されたお彩は、天性の色彩感覚を武器に評判をとる。だが、相模屋にも美貌と教養を兼ね備えた千代という色見立て役が現れる。二人は七夕に腕を競い合うことに。一方、妾腹の右近を疎んじる長兄の蘇芳が京都の本店からやって来て…。大好評の文庫オリジナルシリーズ第四弾!

【著者紹介】
坂井希久子 : 1977年、和歌山県生まれ。同志社女子大学学芸学部日本語日本文学科卒業。2008年「虫のいどころ」で第88回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。17年『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』で第1回〓田郁賞、第6回歴史時代作家クラブ賞新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • しんごろ

    相模屋との七夕をテーマにした色見立て対決あり、苅安もタジタジになる長兄の蘇芳がやって来て、てんやわんやの大騒ぎになったりのシリーズ第四弾。蘇芳の右近に対する態度が徹底してて、いくら異母兄弟とはいえ、そこまでかやるのか。右近も良く我慢できるなと。右近、そんなに好きでなかったけど、ちょっと右近を見直したというか、見方が変わった。右近の子供の頃もわかったしね。それにしても塚田屋の三兄弟は面倒くさい。そんな三兄弟に彩が奮闘するんだから大したもんだ。色見立てはもちろん勉強になるが、錦絵についても勉強になった。

  • タイ子

    シリーズ第4弾。江戸のカラーコーディネーター・お彩にライバル出現。「塚田屋」のお彩に対して「相模屋」のお千代・19歳。これだけでもお彩は腰が引けそうになるも負けてられない。七夕にちなんで2つの店を競わせて売り上げを図ろうというもの。商売とは何につけアイデアが勝負。勝敗の如何はさておき、お千はその後お嫁入りであっさり仕事から身を引くことに。塚田屋の京都の店から長男が急にやってきたから大変。小憎らしい苅安がたじたじとなる姿に胸のすく思い。三人三様何だか面白い兄弟。京都の親父さんの存在も気になりつつ続編まで。

  • みゆ

    お江戸のカラーコーディネーター第4弾。今回は色見立てを行う競合店が出てきて一触即発、色見立て勝負を行うことに。お題は七夕、頭を悩ますお彩を横目に、顧客参加型で町を盛り上げ、互いの商売繁盛につなげる右近がいいね('∇^d)☆!! 今巻も安定の楽しさでした(o^^o)

  • ツン

    長男が京都からやってくるお話。都風の皮肉が兄弟たち(とその妻)には突き刺さるけど、江戸っ子のお彩には全く通じないのはおもしろかったです。

  • 真理そら

    江戸時代の色見立てという楽しいテーマのシリーズだが、人間関係がもう少しワクワクする展開だといいなあと思う読者である。京紫の右近もかなりめんどくさい男だと思っていたが、江戸店の主・次兄刈安はさらにめんどくさい男だなあと思っていた。今回は京の本店からさらにめんどくさい長兄・蘇芳がやってきた。京都流のもったりした皮肉が江戸っ子のお彩には全く通じず…。お彩の父の仕事に転機がくるのか、京から3兄弟の父がやってくるのか、シリーズ5巻ではいろいろ動きがありそうな雰囲気で終わった。

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