Books

根っからの悪人っているの? 被害と加害のあいだ シリーズ「あいだで考える」

坂上香

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422360157
ISBN 10 : 4422360159
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
坂上香 ,  

Content Description

加害者が被害者を、そして被害者が加害者を「わかる」ことはできるのか。どうしたら、被害も加害もなくすことができるのか?

目次 : 第1回 初めての対話(『プリズン・サークル』を観て/ 「わかりたい」と思うには/ 「違い」に出会う)/ 第2回 真人さんとの対話(刑務所のリアル/ 犯した罪をめぐって/ 大切なものとサンクチュアリ/ サンクチュアリが壊れたあと)/ 第3回 翔さんとの対話(感情に気づき、感情を動かす/ サンクチュアリをつくる/ 自らの罪を語る/ 聴く・語る・変わる)/ 第4回 山口さんとの対話(事件に遭遇して―山口さんの被害体験/ 少年の居場所/ 少年と出会う/ 被害者と加害者が直接会うこと―「修復的司法」/ 揺れていい)/ 第5回 最後の対話(4回の対話の感想/ 根っからの悪人っているの?)

【著者紹介】
坂上香 : 1965年大阪府生まれ。ドキュメンタリー映画作家。NPO法人out of frame代表。一橋大学大学院社会学研究科客員准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • どんぐり

    『プリズン・サークル』のドキュメンタリー作家の坂上さんと中学生から大学生までの4人の若者たちが、犯罪加害者・被害者を交えて行った対話の記録。島根あさひ社会復帰促進センターにあるTC(セラピューティック・コミュニティ回復共同体)の実践、エモーショナル・リテラシー(感識)、修復的司法の紹介もあり、「根っからの悪人っているの?」のテーマに、根っからの悪人にさせない方法はあるはずと、最後の対話に至る。→

  • 夜長月🌙新潮部

    「プリズンサークル」の坂上香さんがファシリテートしながら加害者と被害者について10代の4人と話し合った記録です。被害者に寄り添い、加害者にも寄り添う。それは理想論に過ぎないという意見もあります。最後のゲストとして実の被害者が、罪と人を分けてみるという境地に達している現実はインパクトがありました。

  • Kurara

    ★3.5 10代の元受刑者と犯罪について討論する。話を聞く側も10代だし。10代ってまだまだ成長段階。義務教育での教育をまともに受けてない子もいる。そんな子が加害者になる確率は高くなる一方だと思う。西鉄バスジャック事件の加害者よりひどい環境で育っている子は日本中にたくさんいる気がする。未来の日本が怖いと感じた。 #NetGalleyJP

  • 香菜子(かなこ・Kanako)

    根っからの悪人っているの?: 被害と加害のあいだ。坂上 香先生の著書。根っからの悪人っているの?きっと誰もが一度は持ったことがある疑問。私は根っからの悪人はいないと信じている。根っからの悪人がいたとしたら根っからの悪人として生まれてしまったら夢も希望もない。自分以外の誰かを根っからの悪人と上から目線で断定して恨んだり蔑んだりそんな資格は誰にもない。根っからの善人もきっといない。根っからの悪人っているの?: 被害と加害のあいだを読んでもう一度真剣に考えてみる価値がある問題。

  • joyjoy

    まさに「あいだで考える」。タイトルのテーマについて、10代の若者と被害者側・加害者側の当事者との対話を通して考えるという方法を思いついたのは、著者ならではと感じた。若いひとたちが自分自身の経験や対話のなかで感じたことを懸命に語る、その言葉は新鮮で、わたし自身も揺れる。ゲストの被害者側、加害者側の方たちの語りも、活字になった言葉をとおしてでも、彼らの人生の濃度、そのグラデーションまで感じられるようだった。自分もまた「あいだで考え」させてもらった。このような対話の場、サンクチュアリをもっと作っていきたいね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items