地域デザイン No.16 地域価値発現のための戦略論

グローバル時代における地域の可能性を「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する地域デザイン学会の研究論集。今号の特集は「地域価値発現のための戦略論」。原田保ら研究者の論文と研究ノートを収録しています。

目次 : 巻頭論文　地域デザインメソドロジーによる地域デザインモデルのコンテクスト転換―「ＺＴＣＡデザインモデル」のための「場と関係」を捉えた「ＴＬＴデザインメソドロジー」とこれを踏まえた３メソッドの提言/ 論文１　地域価値を発現させるコンテクスト概念―認識論としてのコンテクストとイノベーション論としてのコンテクスト/ 論文２　地域における「価値」と「戦略」についての再考察/ 論文３　地域価値発現におけるトランスクリエーションの戦略的活用―岐阜県高山市の事例研究とともに/ 論文４　地域デザイン実践におけるアクター学習/ 論文５　都市と地方の関係を歴史的に捉えた「地域フェスティバル」の課題と対応―「域」ビジネスイニシアチブによる「圏」ビジネスとのハーモニーを指向して/ 研究ノート１　観光プラットフォームにおける経営モデル―大月市のＤＭＯ活動の検証より/ 研究ノート２　中国におけるネット上の消費者行動の実態に関する考察―地域差による購買選択と情報探索行為の解明