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死ぬまで生きる日記

土門蘭

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784910790091
ISBN 10 : 4910790098
Format
Books
Release Date
April/2023
Japan

Content Description

日常生活はほとんど支障なく送れる。「楽しい」や「嬉しい」、「おもしろい」といった感情もちゃんと味わえる。それなのに、ほぼ毎日「死にたい」と思うのはなぜだろう?カウンセラーや周囲との対話を通して、ままならない自己を掘り進めた約2年間の記録。

目次 : 第1章 私は火星からやってきたスパイなのかもしれない/ 第2章 「『死にたい』と感じてもいいのだと、自分を許してあげてください」/ 第3章 「自分で自分の『お母さん』になれたらいいですね」/ 第4章 「肯定も否定もせずに、ただ感情に寄り添ってみてください」/ 第5章 「『解決しよう』と思わなければ、問題は問題ではなくなるんです」/ 第6章 「私はずっと、日本人になりたかったんです」/ 第7章 「『過去』は変えられなくても、捉え直すことはできます」/ 第8章 「あなたは、必死に生きようとしています」/ 第9章 地球以外の場所で、ひとりぼっちでものを書く人たち/ 第10章 居心地の良いように「火星」を作り替えていけばいい/ 第11章 「生きている限り、人と人は必ず何かしらの形で別れます」/ 第12章 「書いて、読むことで、私たちは何度でも出会えます」/ 最終章 「お守り」を感じながら生きていく

【著者紹介】
土門蘭 : 1985年広島県生まれ。小説・短歌などの文芸作品や、インタビュー記事の執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シナモン

    生きてる限り人と人は必ず何かしらの形で別れる。でもその関係性は「終わる」のではなく「変わる」のだ。「話す」ことは「放す」こと。土門さんのカウンセリングを通して自分も自分の気持ちに向き合えた気がする。向き合えてるつもりでも、そうでもなかったんだなぁ。紹介されてる本も読んでみたい。「富士日記」、「プリンセスメゾン」。

  • アキ

    「100年後あなたもわたしもいない日に」を知人にプレゼントのために購入した本屋で、土門さんはときどきいらっしゃりますよと教えてもらい手にとった。死にたいとほぼ毎日感じている自分が、カウンセリングにより気づきを繰り返して変わっていく様子を、12章と最終章に書き、各章毎に紹介する本とコメントを載せています。マザーリング、認知行動療法など具体的な方法を知ったが、それよりも最後のカウンセリングで「関係性は終わるのではなく変わるんだと思います」「書いて読むことで、私たちは何度でも出会えます」という言葉に感動した。

  • どんぐり

    10歳の頃から35歳になるまで毎日「死にたい」と思っていた文筆家の女性が、2週間に1回45分間オンラインで2年間カウンセリングを受けてきた記録。カウンセラーとの対話から自己省察するとともに事実と感情が綴られている。カウンセリングの極意のような言葉がいくつも出てくる。「『死にたい』と感じてもいい、自分を許してあげてください」「自分で自分の『お母さん』になれたらいいですね(マザーリング)」「肯定も否定もせずに、ただ感情に寄り添ってみてください」「『解決しよう』と思わなければ、問題は問題ではなくなる」など。→

  • haruka

    発作のように毎日「死にたい」が襲ってくる。楽しい時や、子どもの運動会を見ている時にも。 10歳の頃からそんな発作に苦しむ著者は、子どもの前でも突然泣き崩れたりしていたため、意を決して心療内科を訪れる。鬱だろうと薬を出されるも、「本が書けなくなるかも」という理由で拒否。 そして、なぜこれほど死にたくなるのか?カウンセリングを通して自己を掘り進めていく…。 他人事として客観的に読んでいるつもりが、突然じぶんの心まで飛んでくる言葉、過去の傷に突き刺さってくる言葉がたくさんあった。

  • たまご

    自分自身も死にたくなることがあるので読んでて辛くなる部分(特に前半)もあったが、オンラインカウンセリングを通して土門さんが自分と向き合う術を身につけていく様子を見ていて、自分も生きる勇気が湧いてきた気がした。自分の感情に真正面からぶつかったり本音を人に伝えたりするのは苦手だけど、自分もオンラインカウンセリング受けてみようかなぁ。本田さんのように寄り添ってくれる人に出会えるなら受ける価値あり!土門さんの他の作品も読んでみたい。エッセイは本書のように人の心の中を覗き見している感覚が好き。

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