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好きな子の親友に密かに迫られている 2 角川スニーカー文庫

土車甫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041149232
ISBN 10 : 4041149231
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

晴との背徳的な関係を周りに隠しながら、体育祭や文化祭に備え準備を進める。そんな中今まで俺の告白を躱していたはずの初恋の人・美彩から『一緒に遊園地に行ってほしいの』というデートのお誘いが来て――!?

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    夏休み、日向晴からの誘いに抗えずに関係を持ってしまった瀬古。罪悪感を抱えながら体育祭や文化祭といった重要な学校行事の準備に取り組む第2弾。晴の方は体育祭で全種目出場に抜擢され、瀬古もその練習に参加する一方で、夜咲は文化祭の方の取りまとめをすることになり少しずつ行動がすれ違っていく三人。夜咲の孤独だった過去も掘り下げながら、瀬古を意識するようになってゆく姿が描かれる中で、晴もまた瀬古への想いを募らせていって、1巻目の結末があるからこそ今回の結末がじわじわと効いてきますね。3人の関係がどうなるのか続巻に期待。

  • 芳樹

    ウェブ版から展開が大きく変わり、失礼ながら、これは『化けた』なと思いました。初恋相手の美彩に対する後ろめたさを抱きながらも、晴との関係に心地よさを抱く蓮兎。蓮兎と関係を続けることで彼への愛に囚われ始める晴。そして、いつからか褒めてくれるけど「好き」と言ってくれなくなった蓮兎への気持ちを自覚する美彩。それぞれの想いが深まる、また変わっていく今回で、いよいよ泥沼の三角関係が始まった感じがしますね。そしてラストシーンにてタイトルの真の意味が分かって鳥肌が立ちました。三人の関係の行く末やいかに。続きが楽しみです。

  • 和尚

    二巻を読了、面白かったです! それぞれの視点から描かれる心情がとても良かったです、更には脇として、小田くんもとてもいいキャラしていますね。好み。 そしてそして、そんなところでそんな風に終わるのですかとなる終わり方笑 ……なるほど、理解しました、バランスですね。続きが気になりすぎますので、三巻が出る事を願いながら楽しみにしております!

  • 椎名

    いいですね、素晴らしい引き。ここまでは完全に親友である晴が優勢だと思っていたが、これで綺麗に均衡が取れた。晴は間に入ってきた側のヒロインとはいえ一巻で多くの心理描写が描かれ、主人公がその魅力に傾いていくのも納得できるだけの説得力があった。一方、思いを寄せ続けている夜咲は自身の気持ちが変化していくことに自覚しながらも、主人公の言動を待つばかりの姿を見せており、主人公がぶれてしまうことも納得できてしまうヒロインだったと思う。その着地点、否、スタート地点としてこのラストがくるのは上手い。続きが楽しみ。

  • 真白優樹

    晴に迫られ内緒で関係を結んでしまう中、イベント満載の秋に美彩も動き出す今巻。―――その先を求めるから、搦めとって捕まえに行く。 こんなにも変えられいたと気付いた。こんなにも求めていた、と分かってしまった。自分の思いに気付いた美彩が本格的に迫ってくる巻であり、蓮兎の中に芽生えていた思いも相まって、本格的に板挟みな背徳へもつれ込んでいく巻である。美彩と晴、変わらぬ好きと芽生えた好き。二つの思いに挟まれ、相手には内緒の関係をそれぞれ結んでしまい。逃れ得ぬ地獄のその先の未来とは。 次巻も勿論楽しみである。

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