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ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

土屋守

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396617424
ISBN 10 : 4396617429
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan

Content Description

「マッサン」のウイスキー考証を務めた著者が、世界が熱狂するジャパニーズウイスキーの歴史・広告戦略・盛衰・クラフト・課題をすべてが解き明かす!

目次 : はじめに 来るべきジャパニーズウイスキー100周年に向けて/ 序章 ウイスキーの基礎知識/ 第1章 日本人とウイスキー/ 第2章 広告戦略から見るジャパニーズウイスキー全盛期/ 第3章 ジャパニーズウイスキー躍進の秘密/ 第4章 各地に増え続ける注目蒸留所と蒸留酒ビジネス/ 第5章 ジャパニーズが世界に冠たるウイスキーであるために/ おわりに ジャパニーズウイスキーの幸運

【著者紹介】
土屋守 : 作家、ジャーナリスト、ウイスキー評論家、ウイスキー文化研究所代表。1954年、新潟県佐渡生まれ。学習院大学文学部国文学科卒業。フォトジャーナリスト、新潮社『FOCUS』編集部などを経て、1987年に渡英。1988年から4年間、日本語月刊情報誌『ジャーニー』の編集長を務める。取材で行ったスコットランドで初めてスコッチのシングルモルトと出会い、スコッチにのめり込む。日本初のウイスキー専門誌『The Whisky World』(2005年3月‐2016年12月)、『ウイスキー通信』(2001年3月‐2016年12月)の編集長として活躍し、現在はその2つを融合させた新雑誌『Whisky Galore』(2017年2月創刊)の編集長を務める。1998年、ハイランド・ディスティラーズ社より「世界のウイスキーライター5人」の一人として選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ジャパニーズウィスキーの歴史を遡って、日...

投稿日:2021/07/21 (水)

ジャパニーズウィスキーの歴史を遡って、日本でのウィスキーの起源から直近に至るまでの何度かのウィスキーブームと人気低迷を丁寧に追っていく。ウィスキーの基礎知識として、ウィスキーの製造方法や世界5代ウィスキーの説明、さらには近年増えてきたクラフトウィスキーにウィスキーの兄弟ともいえるジンについても知識を得ることができる。日本の国内消費は83年をピークに減少傾向が続き、ハイボールブームから始まる近年の人気回復もピーク時の4割程度しかなく、中国を中心とする輸出の増加による一部ブランドの品薄が続くという状況の中で現在のジャパニーズウィスキーの課題として、生産場所に関する規定がないこと、醸成に関する決まりもないこと、醸造比率が9割まで許されていることの3点を指摘の上、品質を担保するための規定の必要性を説く。まさにタイトルどおりの一冊だ。

DJもちお さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ポタオ

    自分が飲む酒と言ったらもっぱらウィスキーで、クレイジージャーニーのウィスキーの回を見てからもっとウィスキーについて深く知りたいなと思ってました。ジャパニーズウィスキーが世界的にこんなにすごいことになってるなんて知りませんでしたし、誇りに思うことだなと思いました。酒が似合うカッコいい大人になりたいものです。

  • バトルランナ−

    ウィスキー🥃消費国1位はインド。2位アメリカ。3位日本。p46 トーマスデュワーとアンドリューカーネギーが組んで仕掛けた広告が秀逸。p113 スーパーニッカは竹鶴政孝がリタへの思いを込めて作ったウィスキーp128 入門編のトリス。就職するまではレッド。平社員はホワイト。係長になったら角瓶。課長でオールド。部長でリザーブ。役員になったら憧れのローヤル。p136 今やジャパニーズウィスキーは投資の対象。 2005年、山崎50年50本限定。価格100万。サザビーズで3800万で落札。p178

  • ココアにんにく

    熟読しました。日本のウイスキーを知る上で非常に為になる本です。「マッサン」は見たことがないですが鳥井信治郎と竹鶴政孝の黎明期の話は白眉です。何度も訪れた山崎蒸溜所で見学やテイスティングしたことも役立った。2章広告戦略はウイスキー館での豊富な資料を思い出す。ニッカ余市蒸溜所も思い出深い。グレーンウイスキーがかつて西宮で作られていたのは初耳。日本のウイスキーの定義は私も納得がいかない一人です。著者のように是正案を提示される方がいて心強い。クラフトジンの話も面白い。あと、ペリーって意外なルートで来ていた

  • Tomoko

    ビジネスに効くかは置いておいて、ウイスキーについて知識が深まってきた。ハイボールから足を踏み入れたウイスキーの世界ですが、沼にハマったみたいです。個人的には、イチローズモルトが好きです。

  • spike

    ビジネスに効くかどうかはともかく、改めてジャパニーズウイスキーの歩みと現在を読めるのはとても興味深い。70〜90年代のウイスキーと広告のあたりはとても懐かしい。日本のいい時代。

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