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白亜紀の生物 上巻 生物ミステリーpro

土屋健

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774175409
ISBN 10 : 4774175404
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 1 羽毛恐竜の“聖地”/ 2 広大な恐竜化石産地「モンゴル」/ 3 「レバノン」、温かく浅い海の記録/ 4 “名脇役”たち/ 5 日本の恐竜たちと、その他の爬虫類/ 6 繁栄を極める爬虫類と、生き残りの動物たち

【著者紹介】
土屋健 : オフィスジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者を経て独立し、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • たーぼー

    昨年、東京大学総合研究博物館のチームが白亜紀後期の地層から巨大イカの部分化石の発見を報告した。その生物に幾らかの関心があったのだが本書においては僅かばかりの紹介に留まり期待に応えられるものではなかった。しかし概ねライト層の人達にも気軽に読める本として充分に整序がなされていると思う。何より白亜紀は恐竜たちが闊歩する時代。『浪漫』が大事である。『のび太の恐竜』でのび太がピー助を孵化させるときの胸の高鳴り、これである。ピー助ことフタバスズキリュウは首長竜であり恐竜ではないという冷静なツッコミは時として無粋である

  • ホークス

    2015年刊。化石写真とイラストが美しいシリーズ。白亜紀は恐竜の時代。温暖で海水準は高く、大陸は現在に近づく。日本産化石に一章が使われ、有名なフタバサウルス、全長15mのタンバティタニス(丹波産)、フクイラプトル(福井産)等を紹介。爬虫類では30cmの歯を持つ水棲のクロノサウルス、12mのワニの仲間、真打ちのモササウルスも登場する。異常巻き(奇形ではない)アンモナイトが面白い。二転三転や折り返しなど奇天烈。植物では、被子植物が昆虫との共進化により急激に多様化する。ヘビの起源は水中か半地下かの議論もあり。

  • たまきら

    中生代最後の白亜紀は、恐竜滅亡期なので研究も盛ん。2巻に分かれてしまうのも致し方ないんでしょうねえ。いやあ、それに面白い。おもに中国で発見されている羽毛恐竜たちの化石群は、ちょうど自分が仕事でかかわったころだったので、いま読んでも興奮します。今思えばこれらの化石の実物を説明とともに見せてもらえたのはすごく幸運なことでした。城西大学の化石コレクションには感激。無料だというしぜひぜひ近々訪れたい。デイノケイルスは大英博物館にいったとき感動したっけなあ。ああ、興奮さめないっす。面白すぎる時代だ!

  • ヨクト

    アンモナイト類の言及が多いが、それもそのはずアンモナイトの巻き方が異常に奇妙なのである。いったいどうやって動いていたのかと疑問が止まらない。また、タコの化石についてとても驚愕した。あれほどはっきり残っているとは。お馴染みの恐竜については下巻で。

  • 白義

    古生物学の華々しいスターを数え切れぬほど産んだ白亜紀はシリーズ初の上下本、上巻では日本で発見された化石が多く、フタバスズキリュウことフタバサウルス・スズキイという大スターも登場するが、しかし何より目を引くのは異常巻きアンモナイト、特に、これも日本で発見されたニッポニテス・ミラビリス、表紙の写真の右の方である。一体何がどうなってるんだかさっぱりわからないこの奇っ怪な形のアンモナイトは、しかし奇形ではなくこういう種類の生き物でおまけにその巻き方は数式化できるという。つまり、異常ではなくこれがこの種の正常なのだ

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