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ドラマチックな古生代 ブルーバックス

土屋健

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065020180
ISBN 10 : 4065020182
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

恐竜だけが古生物じゃない!前恐竜時代にもさまざまな古生物が生きていた。三葉虫が繁栄し、アノマロカリスがカンブリア紀の覇者となる。デボン紀にはアンモナイトの仲間がまっすぐのびた円錐形からしだいに丸くなり、ティクターリクが“腕立て伏せ”をはじめる。古生代最後のペルム紀には、イノストランケヴィアをはじめとする単弓類が覇権をにぎる!ダイナミックかつドラマチックな古生代の物語。100点に及ぶ精緻なカラーイラスト&化石写真で解説!

目次 : 第1章 勃興(物語の幕が上がる/ 部品の化石? ほか)/ 第2章 節足動物と軟体動物の支配(時代は第2幕へ/ 最近注目のフェゾウアタ ほか)/ 第3章 革命(変化の時代/ カンブリア紀の“最後の生き残り” ほか)/ 第4章 祖先たちの王国(最初に名づけられた時代/ 先陣 ほか)

【著者紹介】
土屋健 : オフィスジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者、サブデスク(部長代理)を経て2012年に独立し、現職

田中源吾 : 1974年、愛媛県生まれ。島根大学理学部地質学科卒業。博士(理学)。専門は古生物学。群馬県立自然史博物館・学芸員、海洋研究開発機構・研究技術専任スタッフ、熊本大学合津マリンステーション・特任准教授を経て、金沢大学国際基幹教育院・助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ホークス

    2017年刊。我々の新生代と恐竜の中世代より前、古生代の生物を時系列で解説。 最初のカンブリア紀は多様性の爆発で有名だが、以降も色んな形態が現われた。化石から苦心して出される推論が興味深い。カンブリア紀の覇者アノマロカリス類は意外と長続きし、例の触手で濾過食する者まで輩出。進化の迷い道は摩訶不思議だ。我らが脊椎動物も弱々しい姿から徐々に力をつけ、遂にサメが海の覇者となる。アゴの獲得がポイントで、捕食圧を受けた三葉虫はトゲだらけになった。両生類の出現は何度もあったなど、そそる話題と美麗なイラストが楽しい。

  • めんま

    恐竜出現以前の時代である古生代における生物を紹介する本。最初期は眼も存在しない単純なつくりであった生命体が、環境の変化やそれに伴う周りの生物の変化に応じて形・機能を変えていき、進化していく様子を覗くことができる。どうも理屈に合った進化を行うというより、色んな形を取ってみて、ダメなものは消えていき、運よく適応したものは残っていくというように感じた。下手な鉄砲数打ちゃ当たるのが進化なのだろうか。

  • そふぃあ

    小さい頃本棚にあった分厚い恐竜図鑑の、カンブリア紀のページが好きで繰り返し読んでいた。それから20年ほど経って、ハルキゲニアの足がどっちなのか解明されたり、脊椎動物の祖先からピカイアが外れたのを本書で知りました。デボン紀も板皮魚類ダンクレオステウスがいるから好き。あとティクターリクって肉鰭類も愛嬌のある顔をしていて良い。本書はペルム紀までで終わりなので、恐竜以前の古代生物が好きな人におすすめ。

  • 5億年前、ほとんどの生き物が10センチに満たない中、突然1mの大きさで襲い掛かってくるアロマノカリウスちゃん怖えな…。「山の手線の車両が大きな触手をはやして襲い掛かってくるようなものである」複眼の一つ目小僧カンブロパキコーベや五つ目の象オパピニア等、ひええってなる恐竜出現以前の生き物がオールカラーでたっぷり登場するんだけど、彼等が今も深海にいると言われたら、フォルム的に納得しちゃうだろうなあとも思った。深海って環境が一定だから、進化はしづらいんだろうなあ。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    #感想歌 カンブリア三葉虫とハルキゲニア、アノマロカリス・カナデンシス ビッグファイブ大量絶滅五度あった三葉虫や魚類恐竜

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