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華蓮ちゃんさいごの家族旅行 「いのちのバトン」をみなの手に いのちつぐ「みとりびと」第2集

國森康弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784540122521
ISBN 10 : 4540122525
Format
Books
Release Date
February/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

宮城県沿岸部のある町に、華蓮ちゃんのお家はありました。2011年3月11日の大地震。お家は揺れには耐えました。高台にあったので、津波も届きませんでした。でも、それ以来気分が悪く、よく吐くようになりました。いろんなお医者さんにかかりましたが、もらうのは胃薬や点滴だけ。「震災によるストレスでしょう」と。その年の6月、何か所目かの病院で「脳腫よう」と告げられます。前日まで一輪車に乗っていました。翌日に手術。それから、さまざまな治療を試しましたが…。今の医療では手の施しようがない、といわれた華蓮ちゃん。年度がかわり、小学4年生になった彼女は、最後にひとつ、大きな目標を立てました。毎年一番の楽しみだった東京ディズニーランドへ、家族旅行に行きたい―。

【著者紹介】
國森康弘 : 写真家、ジャーナリスト。1974年生まれ。京都大学経済学研究科修士課程修了、神戸新聞記者を経てイラク戦争を機に独立。イラク、ソマリア、スーダン、ウガンダ、ブルキナファソ、カンボジアなどの紛争地や経済貧困地域を回り、国内では、戦争体験者や野宿労働者、東日本大震災被災者の取材を重ねてきた。「あたたかで幸せな生死を伝えること」「いのちの有限性と継承性」をテーマに、近年では看取り、在宅医療、地域包括ケアの撮影に力を入れ、滋賀・永源寺地域の花戸貴司医師らに同行取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinupon

    いのちをつぐ「みとりびと」6巻目です。今回は宮城県に住む華蓮ちゃんです。今までの高齢者の方々とは違いまだ小学校4年生です。子供の死はさすがにつらいものがあります。苦しいですね・・・・

  • ヒラP@ehon.gohon

    このシリーズでは、ご高齢者の方のバトンを見てきただけに、小学校四年生の華蓮ちゃんのケースは衝撃であり、悲しすぎていたたまれない気持ちになりました。 東日本大震災のつなみを生き残り、これから未来を目指そうとしている少女を襲った難病に、家族の悲しみは想像するに耐えません。 それでも、看取らなけれならぬ時、華蓮ちゃんの最後の希望が叶えられました。 最後のディズニーランド旅行に、華蓮ちゃんはほっと肩の力を抜いたようです。 お友だちのお別れが印象的でした。

  • pocco@灯れ松明の火

    つらい。子供の死は辛い。まして、東日本大震災後に。 たった1年前はTDLではしゃいでたなんて 聞けば尚更・・・。

  • 遠い日

    「いのちつぐ「みとりびと」」シリーズ6。華蓮ちゃんの望みを最後にみんなで支えられたこと。雄々しく、自分のしたいことをして、満足する華蓮ちゃんの気持ちを思うと切なくて切なくて、泣いてはいけないとこらえてもこらえても涙が落ちる。自分の命の限りを生き抜いた華蓮ちゃん。お友だちとの別れのシーンを見れば、華蓮ちゃんがみんなの心にいることがよくわかります。

  • ハメ・ドゥースト

    ★★☆2014市夏休み推薦図書中学年。看取りは、いのちのバトンリレー。順番が違うリレーはつらく切ない。華蓮ちゃんのご冥福をお祈りします。

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