Product Details
ISBN 10 : 4540122517
Content Description
巨大地震と大津波、そして原発事故に見舞われた福島県。南相馬市の仮設住宅に暮らす老夫婦に、笑顔の花がときおり咲きます。孫の歩未ちゃんが会いに来るからです。2011年3月11日の大地震に発生直後、まちの人ほとんどが避難していきました。今も、子どもの半数は戻ってきていません。歩未ちゃんのじいやん、ばあやんのお家もなくなりました。先が見えない暮らしのなか、がんだったじいやんは旅立つとき、歩未ちゃんに、贈り物を手渡しました。心をこめた「いのちのバトン」です。歩未ちゃんとばあやんはお返しに、大切にふきこんだシャボン玉を空へ贈りました。
【著者紹介】
國森康弘 : 写真家、ジャーナリスト。1974年生まれ。京都大学経済学研究科修士課程修了、神戸新聞記者を経てイラク戦争を機に独立。イラク、ソマリア、スーダン、ウガンダ、ブルキナファソ、カンボジアなどの紛争地や経済貧困地域を回り、国内では、戦争体験者や野宿労働者、東日本大震災被災者の取材を重ねてきた。「あたたかで幸せな生死を伝えること」「いのちの有限性と継承性」をテーマに、近年では看取り、在宅医療、地域包括ケアの撮影に力を入れ、滋賀・永源寺地域の花戸貴司医師らに同行取材している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kinupon
読了日:2014/06/12
pocco@灯れ松明の火
読了日:2014/07/03
ヒラP@ehon.gohon
読了日:2017/08/03
遠い日
読了日:2021/02/28
びすけっと
読了日:2014/05/16
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