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アンネのバラ40年間つないできた平和のバトン 世の中への扉

國森康弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062870115
ISBN 10 : 4062870118
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

平和は向こうから歩いては来ない―平和のバトンをつなげようと、40年間アンネのバラを咲かせ続ける高井戸中学校の生徒たちの物語

【著者紹介】
國森康弘 : 写真家、ジャーナリスト。1974年生まれ。京都大学経済学研究科修士課程修了、神戸新聞社記者を経てイラク戦争を機に独立。イラク、ソマリア、スーダン、ウガンダ、ブルキナファソ、カンボジアなどの紛争地や経済貧困地域を回り、国内では、戦争体験者や野宿労働者、東日本大震災被災者の取材を重ねてきた。近年は「命の有限性と継承性」をテーマに看取りの現場などを取材している。第22回けんぶち絵本の里大賞、第12回上野彦馬賞、ナショナルジオグラフィック第13回国際写真コンテスト2009日本版優秀賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    写真絵本。東京都杉並区の高井戸中学校に咲くめずらしいバラ「アンネフランクの形見(Souvenir d`Anne Frank)がある。15歳のアンネフランクの死を悼んだベルギーの園芸家が、アンネの父、オットーさんに送ったバラだ。40年前、中学生がオットーさんに手紙を書き、学校に送くられたバラは3株だった。それが今では160株に増えている。バラの世話はとても難しい。始めることより、続けることが難しい。命のバトンリレーがいつまでも続くことを願う。▽巻末に解説がしっかりある。

  • keroppi

    図書館でバラが綺麗だなと、ふと手に取った写真絵本。読んでいたら、このバラは、アンネ・フランクの父オットーさんに捧げられた「アンネの形見」というバラ。そのバラを杉並にある高井戸中学が3株譲り受け、今では、いっぱい咲きほこる美しいバラだったのだ。生徒たちが代々、バラを育てることを受け継ぎ、平和を考えることを受け継いでいる。バラの花が訴えかけてくる。自分の心にも、平和を考えるバラが咲いていますかと。立ち読みでは収まらず、借りてきてしまった。

  • かおりんご

    写真絵本。地元ではプチ有名なアンネのバラの話。アンネのバラを栽培するにあたり、色々煩雑で大変な話もちょこちょこ聞いていますが、取り寄せを決めたのが中学生だったのは知りませんでした。高学年くらいからだと、この取り組みについて、深く考えられるかな?

  • 千加

    東京都杉並区にある高井戸中学校の生徒達が、アンネのバラを今も現代の私達に繋いでいる。アンネの日記を知り、たくさんの人が心から平和を願い繋いできたもの。涙と鼻水で何度も読書が止まりましたが、本が伝えるたくさんの人の思い。バラを好きな人はたくさんいるけれど、このバラの意味を伝える人は思うより少ないのではないか。たくさんの人にこの本をみてほしいと思う。🌿武力ではなく話し合いにより紛争する国々の和平を仲介し、世界中の戦火を消し、平和と共生を導く使者になれればと願う。ミサイルではなく、アンネのバラをたずさえ。

  • ほんわか・かめ

    「アンネ・フランクの形見」と名付けられたバラが、アンネのお父さんから日本の中学校に贈られ、現在に至るまで育てられてきたなんて知りませんでした。15歳で亡くなったアンネの遺志を同年代の中学生が受け継いでいることに意味があると思いました。「平和は向こうからは歩いてこない」自分たちの手でバラを育て、平和とは何か、命を受け継ぐとはどういうことかと考えながら活動する姿がいいですね。巻末の解説がとても響きます。

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