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コロナのせいにしてみよう。シャムズの話

國松淳和

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784307102032
ISBN 10 : 4307102037
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

新型コロナウイルス感染症が流行してからというもの、コロナに感染してもないのに「ちょっと変になってしまった」「何だか体調が悪くなってしまった」という方はいませんか。
実はこのコロナな世の中になって、本当に大勢の人が具合を悪くしているのです。
内科医の國松淳和氏はそういう人たちが置かれている状態のことを、シャムズ(CIAMS:COVID-19/Coronavirus-induced altered mental status)と名付けました。シャムズは病気ではありません。病院に行く必要もありません。シャムズのことを理解して、きちんと対策をすれば、具合はよくなるはずです。あなた・あの人の具合の悪さは、 みんなコロナのせいです。頭や精神がおかしくなったように見えても、別に精神疾患になってしまったわけではなく、みんなコロナのせいなのです。
シャムズになった人、なりそうな人への対応や予防には、身近にいる周りの人の助けが必要です。
本書はコロナとともにある社会で生きるための優しい処方箋です。

【著者紹介】
國松淳和 : 1977年愛知県生まれ。内科医。日本医科大学医学部卒業後、国立国際医療研究センター膠原病科、同センター総合診療科などを経て、現在は医療法人社団永生会南多摩病院総合内科・膠原病内科に勤務。リウマチ専門医、総合内科専門医の資格を持ち、不明熱をはじめとした「原因のわからない病気の診断と治療」を専門としているが、一般内科医としてどんな症状・病態にも対応することを信条としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • shikashika555

    2年前コロナ禍の初め頃に書かれた本。 コロナ禍のストレス生活に本人なりに過剰適応した結果(と 読めた)本人らしくない言動を継続してしまう。 そしてその事がますます本人を蝕んでしまうという問題について書かれている。 対策としては、専門家レベルの全ての情報を得ようとしないこと。 そして周りの人と会話をしたりラジオをつけたり、とにかく音を周りに置くこと(但しテレビは別) ということになるのかしら。 しかし不安が嵩じれば情報を得たくなるし、不安を抱きやすい人は専門家を信用しようと思えない性格だったりして難しい。

  • せんべい

    コロナにより皆に精神加重がかかっている。 まずは手を洗って、3密に気をつけながら雑談もする。テレビはワイドショーを見ず、ニュースはラジオで聞いてみる。などは簡単に実行できそう。ケ・セラ・セラ

  • 華形 満

    人は基本的にソーシャルの中で生活するものであって、そのソーシャルからは離れましょうというコロナ禍世界観が人間の感性を乱すのは当たり前の事だと思う。それにより人間性をも変質させられてしまった人をシャムズと定義付けて解説しているが、実際「罹患してしまった本人」「身近に居る」その双方にとってどう共存していこうか?という提言書だと捉えられる。現状を見渡すと、私の周りは1000%「オリンピック開催(東京だけでなく次の冬季・北京も)なんて絶対無理!」が圧倒的意見だ。

  • makoto018

    コロナでモヤモヤしてる人にオススメしたい本。シャムズとは何か?「コロナによって行動や発言が何か変わってしまった」ことを示す作者の造語。コロナで不安を感じないのは、せいぜい1割。つまり、ほとんどの人は不安を感じてなんらかの影響を受けることで適応している。また、コロナが完全にない元の社会に戻る、白黒つくことはない。だから、グレーの社会に慣れて安定を得ることが大事。自分や周囲の人に変調が見られた時は、「ああ。シャムズってるよねー」とコロナのせいにして気を楽にしよう。気になる人には声かけをしてみんなで乗り切ろう。

  • Iwata Kentaro

    献本御礼。CIAMS。コモンディジーズです。医療者も非医療者も本書を読んで、少し相対化したら、ちょっとした認知療法になると思う。なるといいな。

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