Product Details
ISBN/Catalogue Number
:
ISBN 13 : 9784106109911
ISBN 10 : 4106109913
ISBN 10 : 4106109913
Format
:
Books
Release Date
:
April/2023
Content Description
自由は目的に抵抗する。そこにこそ人間の自由がある。にもかかわらず我々は「目的」に縛られ、大切なものを見失いつつあるのではないか―。コロナ危機以降の世界に対して覚えた違和感、その正体に哲学者が迫る。ソクラテスやアガンベン、アーレントらの議論をふまえ、消費と贅沢、自由と目的、行政権力と民主主義の相克などを考察、現代社会における哲学の役割を問う。名著『暇と退屈の倫理学』をより深化させた革新的論考。
目次 : 第1部 哲学の役割―コロナ危機と民主主義(コロナ危機と大学、高校/ 自己紹介/ 近くにある日常の課題と遠くにある関心事/ 自分で問いを立てる/ ある哲学者の警鐘 ほか)/ 第2部 不要不急と民主主義―目的、手段、遊び(前口上/ 日本では炎上しなかったアガンベンの発言/ 「不要不急」/ 必要と目的/ 贅沢とは何か ほか)
【著者紹介】
国分功一郎 : 1974年千葉県生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、東京大学大学院総合文化研究科修士課程に入学。博士(学術)。専攻は哲学。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
(「BOOK」データベースより)
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