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イスラーム金融とは何か 小学館新書

国際通貨研究所

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098254668
ISBN 10 : 4098254662
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

原油価格の高騰を背景に、世界の金融市場で関心が高まった「イスラーム金融」。近年、金融の世界的サステナビリティやバブル抑制といった観点からも注目を集めている。その本質は「イスラームの教義に則った」金融。「利子の授受」「投機的取引」「不確実な取引」「アルコールや豚肉関連の取引」を禁ずるなど独特のスキームを持つがゆえ、これまで日本ではあまり理解されてこなかったこの金融概念の要諦を、国際通貨研究所に集った俊英たちが徹底解説する。

目次 : 第1章 歴史と現状、そして取引の原則/ 第2章 アジアにおける金融の現場から/ 第3章 イスラーム金融哲学のエッセンス/ 第4章 サステナブルファイナンスとしてのイスラーム金融/ 第5章 脱炭素潮流とイスラーム世界のエネルギー転換/ 第6章 3つの潜在性と2つの課題

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    かなり以前に少しかじったことがあり、最近の状況がどうなのかを知りたく読んでみました。基本的にはほとんど変わりがなく、やはり金融の世界では西欧を主体とした先進国の金融とは異なるところが多いということです。宗教の教義に縛られている感じがします。基本的には金利という概念がなく、それを商取引に絡めていくということで対応しているようです。私はそういう現場を見たことがないのですが、実務的にはかなり難しい気がしてドキュメントが本当に大変になるのではないかという気がしました。

  • 榊原 香織

    利子だめ、投機的取引だめ、不確実な取引だめ。 ダメダメで、逆にこれからの可能性が出てきそう。 

  • Francis

    国民の多くがイスラーム教徒であるイスラーム諸国で最近増えているイスラーム金融についての入門書。イスラーム金融はクルアーンの利子を取ってはならない、と言う教えに反しないように設計された金融制度のこと。投機的な取引には融資しない、融資対象は「モノ」の取引に限る事が特徴である。そのため従来の金融制度よりもリスクが低く、持続可能であると言われる。イスラーム金融は本当にうまく制度設計がされていると思った。

  • Melody_Nelson

    イスラームの世界は「金利」が存在しないということで、前からその構造に興味を持っていた。読んでいて、「投機的取引の禁止」「不確実な取引の禁止」というのは誠実に感じ、こうしたシバリがあれば破綻は起きないのかな?と思ったり。UAEなど固定相場制だったのには驚いた。私には、ちょっと専門的すぎた内容だったかな…。

  • くらーく

    クルアーン(コーラン)で利子を取るのは禁止、喜捨せよってか。まあ、彼らにとってはイスラム教はOSみたいなもので、人生の基礎なのでしょうから、変わらないよね、きっと。あくまで金融と言っても、バッファみたいな印象を受けました。 リスクが低いメリットはあっても、リターンも低い。お金がお金を生まないって事が良いのか悪いのか。21世紀の資本論は、イスラームには無いって事だね。この積み重ねの差が、西欧との差を生んだのかねえ。経済(お金)だけじゃ無いけど、そのお金のために資源があっても苦境なのは仕方ないのかねえ。

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