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ISBN 10 : 4338321016
Content Description
「日本の動植物のなかで、地球温暖化でいちばん先に影響を受けるのはライチョウだ」鳥類学者の中村浩志先生はこう語ります。寒い環境をこのみ、高山の頂上ちかくに暮らすライチョウは、これ以上気温が上がると、行き場がなくなってしまうのです。ライチョウをとおして、かけがえのない日本の自然環境について考えてみましょう。
目次 : はじめに オコジョがねらい、サルがおそう/ 白馬岳でライチョウに会った/ ライチョウの生息調査を手伝ってほしい/ 日本のライチョウは三〇〇〇羽/ 氷期を生きのびたライチョウ/ 地球温暖化が進んでいる/ ライチョウの研究をもう一度やる/ 新しい調査がはじまった/ 南アルプスのライチョウが減った/ 世界の研究者がやってきた/ ライチョウは「絶滅危惧1B類」/ ケージ保護で親子を守る/ ライチョウはたくましく生きのびる
【著者紹介】
国松俊英 : 1940年、滋賀県生まれ。同志社大学商学部卒。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会、日本野鳥の会会員。子ども向けノンフィクションを多く手がける。『トキよ未来へはばたけ』(くもん出版)で第7回福田清人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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