Product Details
ISBN 10 : 4041037212
Content Description
当てもなく雑木林を歩き、道に迷えばそこに暮らす名も無き人々に尋ねる。独歩はこれに無上の幸福を感じた。人間の生活と自然の調和の美を詩情溢れる文体で描き出した随筆「武蔵野」。自然を愛し、同時にその厳しさと対峙し続けた作家の繊細な魅力を味わうことができる初期短編集。妻子を亡くした船頭と、母に捨てられた哀しき少年との奇妙な同居生活を描いたデビュー作「源叔父」ほか全18編を収録。
【著者紹介】
国木田独歩 : 1871年千葉県生まれ。東京専門学校(現在の早稲田大学)在学中に学生運動などに加わったのをきっかけに文学への道を志すとともに、自然に親しむようになる。キリスト教指導者植村正久について洗礼を受ける。ワーズワースの影響を受け、「欺かざるの記」を執筆。日清戦争に記者として従軍した後、「忘れえぬ人々」などの浪漫主義的小説や、「武蔵野」「竹の木戸」などの自然主義の先駆けとなる作品を発表。1908年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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優希
読了日:2016/08/06
青蓮
読了日:2018/04/07
優希
読了日:2019/08/16
里愛乍
読了日:2017/06/03
シ也
読了日:2016/05/21
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