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「イムジン河」物語 封印された歌の真実(仮)

喜多由浩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865980189
ISBN 10 : 4865980180
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2016
Japan

Content Description

目次 : 【1】騒動 / 朝鮮総連の抗議/お祝い記者会見から一転 / 総連の要求は「正式国名」/「政治問題絡み」は困る / 早々と決まった発売中止/代作『悲しくてやりきれない』がトドメ / 「悔しさ」と「諦め」と・・・/ザ・フォーシュリークの『リムジン江』 / フォークル勢も「対抗」 / 【2】誕生 / 原曲はソプラノ独唱曲/南を想ってつくられた / 「時代」に合わず消えた歌/日本での復活 / 京都の街で運命的な出会い/若者たちの心を一瞬でつかむ / 南北統一を願う歌詞/「ビートルズに会わせてやる・・・」 / 『帰って来たヨッパライ』で「時の人」に / 本命は『イムジン河』だった/満を持した第二弾シングル / 【3】復活 / キム・ヨンジャ、金正日からの呼び出し/大反響を呼んだ訪朝公演 / 「日本語」で歌える歌はあるか/金正日の別荘での秘密公演 / 彼は『イムジン河』を知らない?/「拉致被害者」の心を揺さぶる / 本当に「放送禁止歌」だったのか?/解禁のきっかけになった紅白歌合戦 / 再び金正日に無視され/作曲家・高宗煥との再会 / 小泉訪朝で「暗転」 / 【4】希望 / 世界的指揮者・金洪才の管弦楽『リムジン江』 / 生き別れた祖母との再会/「初演の再現」にチャレンジ / 三国首脳の前で歌った歌手/母国・北朝鮮でも復活 / ソウルの街角で耳にした「あの歌」/映画「パッチギ!」で新たなブーム / それぞれの『イムジン河』/日本で最も有名な「北朝鮮の歌」

【著者紹介】
喜多由浩 : 1960年大阪府出身。立命館大学卒。84年産経新聞社入社。韓国・延世大学留学、社会部デスク、月刊「正論」編集部デスクなどを経て現在・文化部編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • fwhd8325

    フォークルが「帰ってきたヨッパライ」でセンセーショナルな登場をし、その2作目の曲が、発売中止になったことを姉から聞いたことを今でも覚えています。どういうきっかけだったのかは覚えていないのですが、程なくして、この曲「イムジン河」を聞かせてもらった。子供の私には、この曲が、なぜ発売中止になったのかわからないまま、静かな旋律だけが記憶に残っていた。いつの時代でも政治や国家に翻弄されることがある。著者も書かれているが、むしろこうした負の力が、そのものの持つ力を倍増させるのだ。

  • とよぽん

    朝鮮半島を南北に分ける「イムジン河」。その河のせつなさを歌った曲について、レコード発売が封印された経緯が、証言や報道を交えて詳しく綴られている。ある意味、すごい歌だと思う。

  • チェアー

    フォークルの「イムジン河」がたどった数奇な運命。時代論考などは粗いが、つかまえにくい関係者の証言などは貴重。問題がないのに「怖い」として長い間たなざらしにされてきた経過がよく分かる。ただ、書かれているほど本当に日本で浸透している歌なのかは疑問。知らない人が増えることを考えると、今後どう引き継いでいくかは課題だ。

  • makimakimasa

    新宿の模索舎で購入。臨津江は北でリムジンガン、南でイムジンガンと読み、作詞は北の国歌も書いた著名な越北者。1957年作も本国で人気出ず(労働者の合唱に不向き、南を懐かしむ内容も本来は粛清の対象)、寧ろ総連経由で在日社会の心を掴む。朝鮮学校の友人を通じ知った松山猛(『パッチギ!』のモデル)が、近所に住む福井ミカの彼氏・加藤和彦に紹介。作者不詳の朝鮮民謡との思い違いが発売中止騒動に。代わりに総連が歌わせたのが神部和夫。放送禁止歌ではなかったが、2001年末のキム・ヨンジャ@紅白まで封印。誤字脱字の多さが残念。

  • arnie ozawa

    個人的には封印された歌として名のみ知り、フォークル、というよりはパッチギ!できちんと聞いた「イムジン河」。この曲が辿った数奇な経緯と音楽の持つ力であっという間に読み進めるドキュメント。

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