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科警研のホームズ 絞殺のサイコロジー 宝島社文庫

喜多喜久

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299017185
ISBN 10 : 4299017188
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東啓大学理学部に新たに開設された寄附講座『科学警察研究講座』。科学捜査に関するテーマを扱うというその講座に配属された4年生の松山悠汰は、別の研究室との兼任で忙しい責任者の土屋に代わり、科捜研の職員で派遣研究員の北上の指導のもと、同期の藤生と協力して実際の未解決事件の捜査に携わることに。しかし、松山たちが行き詰まったとき、かつて「科警研のホームズ」とまで称された土屋が、驚くべき洞察力と推理力を発揮する!

【著者紹介】
喜多喜久 : 1979年、徳島県生まれ。第9回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『ラブ・ケミストリー』にて2011年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    シリーズ第3弾。4話連作短篇。今回は大学内に『科学警察研究講座』って特別寄附講座が新設されて、そこの学生と科警研のホームズが事件の真相を追って行くのね。前作から引き続いての北上さんをハブ役に添えて。相変わらずの土屋氏なのですけど。相変わらずのやや無理筋設定ですけど。卒論とかの主担当講師にもなるので学生達との関係は、前作よりかはマシに思えましたけど。うんとね、土屋氏を警察に取り込みたい出雲氏が、この歪な構造を生み出している様にしか見えないのですけど。いい加減解放してあげて(小説にならないよね)。

  • さっこ

    大学理学部に新たに開設された『科学警察研究講座』4年生の二人が参加することになった。前作から登場は土屋と道警の北上。大学生二人の研究を主軸としているので、土屋准教授の推理は少しで、「ホームズの閃き」は簡単で事件が片付きます。展開は無理があるけれど面白く読みました。専門的な部分は少し流し読み。

  • よっち

    東啓大学理学部に新設された寄附講座『科学警察研究講座』。新たに配属された松山悠汰が、科捜研から派遣された研究員・北上の指導のもと、同期の藤生と協力して実際の未解決事件の捜査に携わる第三弾。未解決強盗殺人事件で金庫に付着した絵具の意味、二人の夫を転落死で失った妻の事件性、密室で死亡した老人の体内から検出された高濃度のヒ素、藤生の弟が公園で殺害された十四年前の事件。土屋先生のひらめきからの推理力は相変わらずで、今回からメンバーも環境も一新されて新鮮な気持ちで読めましたが、最後の結末はちょっと切なかったですね。

  • Nyah

    東啓大学理学部の新設寄附講座『科学警察研究講座』。講座責任者の土屋准教授は相変わらず。四年生の松山と藤生、科捜研から派遣された北上の指導のもともやはり最終的に土屋が‥。@悲劇を招くアヴォケイション:強盗殺人事件。空金庫に付着した絵具?A転落のケミストリー:前夫と後夫が転落死。二つの事件は保険金殺人か?B隠匿されたデッドリー・ポイズン:密室で死亡した老人の体内に高濃度のヒ素。C絞殺のサイコロジー:十四年前に藤生の弟が公園で殺害された。/両利きには2種類あるのと、パリグリーンというのを知りました。土屋先生凄い

  • 坂城 弥生

    前作で終わりじゃなかったー!!新章という感じでしたが、まだ続くかな?

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