Product Details
ISBN 10 : 4788516349
Content Description
『万葉集』はいかにして「国書」の王座についたか?“天皇から庶民まで”が参加し、“日本民族の原郷”といわれる『万葉集』。しかしこの歌集が「古典」となったのは、国民国家の成立を補強するためであった。新元号で脚光をあびる「万葉集」について画期的事実を解明した書。緊急重版。
目次 : 第1章 天皇から庶民まで―『万葉集』の国民歌集化をめぐる問題系(国民歌集の構造/ 子規の再発見という通念/ 金属活字版『万葉集』の出現/ 一八九〇年という画期/ 国民の全一性の表象)/ 第2章 千年と百年―和歌の詩歌化と国民化(国民歌集の前史/ 『新体詩抄』と和歌改良論/ 国文学と国民文学/ 子規のスタンス/ 国民歌集と国民教育)/ 第3章 民族の原郷―国民歌集の刷新と普及(民謡の発明/ 万葉びとの創成/ 異端者伊藤左千夫/ 教育者の聖典―島木赤彦の万葉集1/ 伝統の発達―島木赤彦の万葉集2)
【著者紹介】
品田悦一 : 1959年群馬県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(国語国文学)単位取得修了。上代日本文学専攻。現在、東京大学教授(大学院総合文化研究科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/07/06 (火)
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サトシ@朝練ファイト
読了日:2019/09/02
わたなべよしお
読了日:2022/04/03
さとうしん
読了日:2019/05/17
takao
読了日:2023/02/08
mandaraderluste
読了日:2019/07/05
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