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プリンキピアを読む ニュ-トンはいかにして「万有引力」を証明したのか?

和田純夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062576383
ISBN 10 : 4062576384
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ニュートンが17世紀に著した『プリンキピア』は、運動の法則や万有引力をもとに自然界のしくみを明らかにし、近代科学の出発点となった。科学史上、最も有名な本の醍醐味を味わうための1冊。

【著者紹介】
和田純夫 : 1949年千葉県生まれ。東京大学物理学科卒業。理学博士。文部省研究奨励員、ケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所研究員、ボローニャ大学国立原子物理学研究所研究員を経て、東京大学教養学部専任講師。専門は素粒子物理学だが、宇宙論を素粒子物理学の見地から研究し、特に宇宙の誕生と量子力学との関連について啓蒙的な本・雑誌記事を数多く執筆している。1986年から87年にかけては、ケンブリッジ大学のホーキング教授のグループで研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    何年か前に、この著者もこれを書くに際して参考にして読んだという、ニュートンの「プリンシピア」と「チャンドラ・セガールの「プリンキピア」講義」というのを読んだのですが、ちんぷんかんぷんで挫折した覚えがあります。この著者も苦労したようですが、さすがにプロで文系の私でも分かりやすく解説してくれました。最初の3章はニュートンの時代や背景などが語られ、それ以降はプリンキピアの内容をかみ砕いて説明してくれています。ある程度理解できたので再度、古典にチャレンジしてみようかと思います。

  • calaf

    噂には聞いていたものの、実際の内容の詳細は知らなかったプリンキピア。さすがというか、どうやったらこんなもの思いつくんだ?といった内容満載でした。この本は抜粋なので、全ての内容に関して書いているわけではないのですが (大汗)

  • オザマチ

    ニュートンの力学。高校数学における相似などの概念を巧みに用いた説明だが、一部の補助定理では極限の概念を共に用いているため、微積分による解説よりもむしろ難しく感じた。とはいえ、あの時代に惑星の軌道と身近な物体の物理を合わせて体系化したニュートンの業績はやはり凄い。最後にニュートンの神に対する考え方を論じていたが、別の書籍では宗教家に配慮したという見方も示されていたと記憶している。錬金術も好んだという物理学者ニュートンは、本当に神の存在を信じていたのだろうか?

  • BIN

    プリンキピアはニュートン力学をニュートン自身が解説した書。通常大学等では微積分で習うところなのだが、プリンキピアでは幾何学を使って証明しているところが凄い。万有引力による惑星の軌道計算だけでなく、様々シチュエーションでの万有引力や流体力学、波動など多岐に渡っていてこれを1冊にまとめていたとは。細かく解説しているのでわかりやすく、ニュートンの天才性がよくわかりました。紙と鉛筆で書きながらやるとよかったかもしれない。

  • プラス3

    紙と鉛筆は必須。微積分はあんまり出てこなくて、幾何学的な手法がメインだったのは意外。ニュートンが天才だったということが実感できる一冊。

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