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現金輸送車物語-タブーとなったマニ34・30形 Rm Library

和田洋

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784777054022
ISBN 10 : 4777054020
Format
Books
Release Date
November/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
和田洋 ,  

Content Description

目次 : なぜ紙幣は運ばれるか/ マニ車への乗り組み 日銀関係者からの聞き書き/ 運用、配置の特徴/ 難航する専用荷物車の構想/ マニ34の新製/ 寝台を座席に 第1次改造(1954年)/ 電気暖房の取り付け(1959年)/ 荷物室の安全強化 第2次改造(1961年)/ 冷房化と自車電源装備 第3次改造(1965年)/ 形式変更でマニ30に タブーの始まり(1970年)/ ブレーキ方式の変更 20系との併結(1976年)/ 2次車への置き換え 30年ぶりの刷新(1978年)/ JR貨物への移管 コンテナ列車での運行(1987年)/ 現金輸送の廃止(2003年度)/ 小樽での保存 思惑のからまる転籍/ 保守と検修・改造 日銀と国鉄の契約

【著者紹介】
和田洋 : 鉄道友の会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えすてい

    RMライブラリー300号記念に併せて、この著者の一部の過去作が重版されたそうだ。奥付は名取編集長名義から変わらず。コラムで名取編集長の悔恨が載っているが、これはウィキペディアやピクシブ百科事典でもネタにされている。勿論、2024年に連載されたTMSの著者による客車連載や、2025年発売のTMSの星晃連載でマニ34は「普通に載っていた」ので、今では全然タブーではない、むしろ、現役当時から撮影や記録はかなり残っていたのだ。星晃ですら撮影して商業出版物で書いていた。勿論本人からの言及はなかったが。

  • えすてい

    GHQ占領下というのは、鉄道車両の製造にもGHQの許可を必要とする。許可されない車両は製造できない。形式上では70番台ではなく「戦災復旧客車」ではないマニ34だが、戦災復旧で製造にこぎつけるという当時の時代背景も述べる。それにしても、実は「タブー」ではなかったようにも見受けられる写真の豊富さ、日銀にも多数残されているものだ。現送は刊行時でも秘匿性が高いため著者がたわいもない雑談から始まった話を聞いた関係者の氏名は記載されず。さて、三億円事件をきっかけにマニ30に改称、については一切言及がないね。

  • えすてい

    「存在そのものが秘密」「近づいただけで職質」との噂が絶えなかった日銀所有の現金輸送用荷物車マニ34形とマニ30形。その割には、本書には豊富な写真が掲載されている。現金輸送専用のマニ34形が登場した背景と運行形態、車内の構造、マニ30形への形式変更とマニ30形2次車への更新、JR貨物への継承と鉄道での現金輸送の終焉、話題に尽きることがない。しかも、RM LIBRARYとしては珍しく久しぶりに1巻でまとめられて完結しているのもいい。実際に警備が厳重に強化されていたのはあくまで現金輸送中のことであったそうだ。

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