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ISBN 10 : 4582857760
Content Description
一九九〇年代に大きく浮上した慰安婦問題は、二五年たった今日も未解決のまま、日韓関係を危機に陥れている。なぜ、慰安婦問題は解決へ向かうことができなかったのか。日本政府がつくったアジア女性基金の中心メンバーとして活動した著者が、アジア女性基金の創設から解散までの経緯と結果をふり返り、その経験から、慰安婦問題の解決のために新たな提言を行う。
目次 : 第1章 日韓関係の危機と慰安婦問題(慰安婦問題の第一ラウンド/ 慰安婦問題の第二ラウンド ほか)/ 第2章 慰安婦問題とはいかなる問題か(慰安婦とは誰なのか/ 日本の政府とアジア女性基金の定義 ほか)/ 第3章 河野談話はどうしてできたか(河野談話と日韓条約体制/ 慰安婦問題の提議と宮沢内閣 ほか)/ 第4章 アジア女性基金はどうして生まれたか(取られるべき措置の検討/ 村山内閣の成立以後 ほか)/ 第5章 アジア女性基金の「償い」事業(フィリピンのでの事業/ 韓国での事業実施の準備 ほか)/ 第6章 基金解散以後の新展開(アジア女性基金の解散/ 立法的解決案の顛末 ほか)/ 第7章 慰安婦問題の解決へ(運動団体の新提案/ 慰安婦問題の究明 ほか)
【著者紹介】
和田春樹 : 1938年生まれ。歴史学。東京大学名誉教授。東北大学東北アジア研究センター・フェロー。1995年から2007年まで、「アジア女性基金」の呼びかけ人、運営審議会委員、理事、専務理事・事務局長を務めた。現在、日朝国交促進国民協会理事・事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2016/01/18
SK
読了日:2019/12/20
たろーたん
読了日:2024/09/12
とおる
読了日:2016/01/02
Akio Kudo
読了日:2017/12/29
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