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美観都市パリ 18の景観を読み解く

和田幸信

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784306072787
ISBN 10 : 4306072789
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2010
Japan

Content Description

フランスの都市計画を20年以上にわたり続けてきた著者。本書では、パリの景観18を選び、広場や道路だけではなく、建築やコンクリートのような材料まで含めて考え、パリの都市空間の成り立ちと意味を読み解く。

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Book Meter Reviews

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  • ヴェネツィア

    著者の和田幸信氏は、足利工業大学教授。都市景観を専門とする。かつてパリ第8大学フランス都市計画研究所で研究し、本書で不動産協会賞を受賞している。さて、本書の表紙および巻頭を飾るのはエッフェル塔である。今でこそパリのシンボルになりおおせているが、できた当初(1889年)は文化人たちの評判は惨憺たるものであった。このエッフェル塔とパリの街の反対側に位置するのがモンマルトルの丘に聳えるサクレ・クール寺院。こちらの完成は1914年なのだが、どうやら未だに評判のほどは最悪とは言わないまでも今一つのままである。

  • ろべると

    都市計画、特に美観の観点からパリの建築物や街並みについて解説している。オスマンの大改造に先立つアンリ4世によるパリの改造。それによってできたヴォージュ広場を囲むファザードの統一。こうした閉ざされた広場から、開放的なコンコルド広場への変容。城郭都市パリを取り囲む壁が道路になったのは、東京の外堀通りとも通じるところがあるかな。そしてポンピドー・センターに代表される歴代大統領主導の新たな建築は、ルイ14世の頃からのフランスの王権の伝統が今も継続していることを感じさせる。様々な気づきを与えてくれる、良い本だった。

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