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暁に濡れる月 下 リンクスロマンス

和泉桂

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344826786
ISBN 10 : 4344826787
Format
Books
Release Date
December/2012
Japan

Content Description

清澗寺伯爵家に引き取られた泰貴は、自らの呪われた血に抗いながらも、双子の兄・弘貴から次の当主の座を奪おうと画策していた。そんな中で家庭教師の藤城に恋した泰貴は、彼の冷酷な本性を知り衝撃を受ける。隷属を求め、泰貴を利用しようと企む藤城に反発し、泰貴は恋を諦めようとする。一方、闇市の実力者・曾我との関係を深める弘貴は、闇市の利権を巡る抗争に巻き込まれてしまう。時代の荒波は、否応なしに清澗寺家をも呑み込んでいき―。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 那義乱丸

    双子のそれぞれの恋をメインに、ベースには清澗寺家千年の呪縛の終焉を画策する和貴と彼を護ろうとする深沢のお話があった。個人的にはベースの部分をじっくり読みたかったけれど第2部は次世代なわけで、息子たちの恋と清澗寺家としての物語の構成に和泉さんのご苦労がしのばれる。書き下ろしは2カプの後日談がそれぞれある。曾我視点がデレ甘でニヨニヨしたwもう1編の鞠子のお話では冬貴と伏見のちょっとしたじゃれあいもあって嬉しかった。それにしても冬貴、年をとっても色気が衰えないとはちょっと物の怪じみてる?でも、だから大好き♪

  • 和貴の思惑と深沢の懸念がわかりました〜。なるほどね。そういうことか。それにしても一応ええとこの坊ちゃんである藤城がなぜあんな一歩間違えば人格崩壊気味な人となったのか知りたいわ。何が彼の中であったのか。でも深沢のようになる前にやはりお坊ちゃん気質が出てしまったのか。泰貴が清澗寺に染まり切っていないっていうのがわかったような気がする。まず好きな人を前にしてもHのみになだれ込むことがないだけでも新しい清澗寺ですよ!ww 肉欲に打ち勝つことができる人ですね。(ま、これからは藤城とくんずほぐれつだろうけど)

  • あさみ

    自分のまっすぐな思いを届けたくてもがく弘貴と、自分の想いを伝えられずにもがく泰貴・・・。『禍々しいほどに清澗寺』の世界観を堪能しました。終章の『光射す森』このシリーズで一番好きな二人の艶めいたシーンで幕を閉じ、もう感無量です。こんなにも穏やかな二人を垣間見れるなんて・・・。そして、鞠子はやっぱり自分が誰の娘であるのかちゃんと知っていたんですね・・・。『狂おしき夜に生まれ』、『暁に〜上下』での表紙、挿絵から漂う壮絶な色気にクラクラしっぱなしです。最終ページの和貴と息子達が静かに佇む挿絵もこれまた美麗!!

  • ミル婆

    ん?結局和貴も鞠子も子供を駒のように扱ってる…。全然呪縛から解き放たれてなーい!落とし所が難しいだろうなとは思う。もういいんじゃないか、全ては清癇寺だからで。開き直って皆が冬貴になったらそれはそれで魔性の種が溢れて大変なことになりそうだが、最後のSSの甘えん坊さん冬貴を読んでなぜか穏やかな気分。

  • りさ

    弘貴にオタオタデレデレな曾我に笑った。泰貴の意外な可愛さが印象的な下巻ですが、お相手の藤城は予想に反して深沢とは違う方向性のキャラでした(残念)。終盤、泰貴に事実を告げる深沢の言葉に和貴への愛情を感じて身悶え。同時収録はその後の2カップルの甘いお話が各1編と、行方不明だった鞠子視点のお話。どちらかというと鞠子のお話が印象深いです。鞠子の本当の父は誰なのかサラリと明かされ、鞠子が駆け落ちした男が誰の息子なのか考えると、清澗寺家の冬貴と伏見の恐ろしさに愕然とします(苦笑)。

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