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宵星の憂い 桃華異聞

和泉桂

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344818163
ISBN 10 : 4344818164
Format
Books
Release Date
March/2010
Japan

Content Description

亡国の王子・翡水は隣国に献上され王に美貌を寵愛されたが、誠実な衛兵の藍珪と通じてしまう。彼と後宮から逃げるのに失敗した翡水は、罰として遊郭・桃華郷に売られた。三年後、誰にも落ちぬ男妓と評される翡水の前に二人の客が現れる。慈しみ深く情熱的な恵明と、昔とは別人のように冷酷に翡水を責め苛む藍珪だが、彼らは異母兄弟で―。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • えんび@灯れ松明の火(文さんに賛同)

    愛することを知らない王子・翡水。 衛兵・藍珪と一度は手に手を取り後宮から逃走、失敗、引き裂かれたまま遊郭・桃華郷へ売られ数年後、再び藍珪と出会う ・・・受けの王子様がとにかく世間知らずで不器用。表現力にも乏しく自分の気持ちにも疎い。 客である藍珪と弟の恵明とに陵辱され捨てられやっと愛に気づくという。かなり終りの方まで藍珪の仕打ちがあまりにも酷くて、まわりがお膳立てを整えてあげるまでが長かった。君らいいかげん気がつけよ〜とイライラがつのる。お互いに愛し合ってると気づいてからのエチ(最後の最後)は甘かったけど

  • フキノトウ

    亡国の王子翡翠の、華やかな美貌の持ち主でありながら、感情表現下手で、何をするにも不器用なところが、可愛らしくも痛々しかった。自分の境遇(男妓)にもどこか無頓着だったので、そこまで落ち込まずに読めました。ただ、藍珪が頑なで、何度わからず屋!と唸ったか(笑)

  • さち

    怖いということが好きだということ。愛を知らずに生きてきた翡翠が孤独を知り愛を知るまでの過程が切ないけれどよかった。人間らしさを身に付けていく彼が愛しく可愛いくてしょうがない。藍珪は翡翠に対する想いが自身でも気づかないうちに嫉妬や誤解で憎しみとなり、最後の最後まで気付かない!これはもどかしすぎるよ!その分ラストで追いかけていくシーンがきゅんときたなぁ。そしていつになく今回は周囲に暖かい人達が溢れている。特に燼泉が素敵だ!でも玉巵の気持ちを思うと…幸せになってほしいな。これはまだ続くのかな?ぜひ玉巵で続編を!

  • 那義乱丸

    誤解による憎しみから酷い仕打ちをする攻め・藍珪と、生い立ちが原因で感情の機微に乏しく己の感情を把握できない受け・翡水のすれ違う心がもどかしくなります。終盤、不器用なりにひたむきに藍珪を追い求める翡水が愛しくなります。『気付いてやれよ、藍珪』とツッコミたくなりましたが、ニブい上に嫉妬に駆られる藍珪はなかなか気付けかないし(笑)ニブチンと不器用というじれったさ満点のカプですね。

  • こたりん

    やっと読めたこのシリーズの最新刊。佐々絵の麗しさは本当にうっとり。なんて素敵なラブシーン。愛と知らず、心を知らず、人形のように生きていた翡水。丹念に翡水がどうしてこういう人格になってしまったか、描かれているので「怖い」と名づけたために歪んで間違った方向に進んでしまった初恋の行方がせつなく浮き上がる。なぜ、瞳をつぶされることを拒んだか…予測はついても泣けた。最後に勇気を振り絞って不器用な翡水が藍珪の元を訪れるのに、なかなか上手く伝えられなくて、出て行く場面と残された歌はぐっときた。いや、本当にこのシリーズは

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