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七宗罪 ハーパーbooks

周浩暉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784596529268
ISBN 10 : 4596529264
Format
Books
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

高層マンションの一室から女性の遺体が発見された。刑事羅飛が現場に急行すると、女性は毒薬の風呂に浸かり、肌を火傷しながら恍惚の表情を浮かべていた。さらに、被害者の元恋人で傲慢な金持ちの息子が局部から大量出血し死亡する。いずれの現場にも直前に宅配便が届き、その差出人が次の被害者になると読んだ羅飛は事件を防ごうと奔走する。だがそれを嘲笑うかのように次々に犠牲者が生まれ―。

【著者紹介】
周浩暉 : 中国で圧倒的な人気を誇る推理小説家。江蘇省揚州市生まれ。清華大学修士課程修了。〈死亡通知書〉シリーズは本国で累計120万部以上を売り上げた。作品は複数の言語に翻訳され、数多く映像化されている

阿井幸作 : 北海道生まれ。北海学園大学卒業。北京市の中国人民大学に語学留学中に中国のミステリ小説に興味を持ったことがきっかけで、ライターと翻訳家の道へ。北京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 路地

    待望の続編をやっと読むことができた。前作に続き催眠術を悪用した殺人事件が次々と起こるのだが、あまりにも現実離れしていて想像力に乏しい自分にはうまく飲み込めずにいたが、SF混じりのミステリとして読むのがよいのではと気付いてからとても楽しく読み進めることができた。羅飛の優秀さが際立つも催眠に操られたトラウマから苦悩を抱える姿が格好良い。次作はいつ頃読めるだろうか。

  • Shun

    「邪悪催眠師」続編。催眠術を悪用した凶悪犯罪に刑事羅飛が再び対峙する。催眠術をここまで活用できるのか眉唾ではあるがエンタメ性重視の内容で前作よりさらに面白く読めました。まず被害者が亡くなった状況というのが非常に不可解な現場となっており、この状況を作り出した犯人の思考を追跡するのが困難な上、警察の予測の常に先を行っている非常な難事件である。遂に尻尾を掴んだと思ってもまだ何か罠があるのではと不安が付きまとい、この知能犯を相手にした緊張感が本作の魅力。またこの犯行はあの映画が元ネタだが本作も十分に独創的でした。

  • ばんだねいっぺい

    個人的には、思いつかないような設定もよかったし、 人間哲学のようなラストもズシンと来た。何を書いてもネタバレになりそうで怖いが、和魂洋才というか、 サンプリングが素晴らしいと感じた。三部が待ち遠し過ぎる。

  • 星落秋風五丈原

    眠術によって何でもできてしまう。というが本当かな?自分の意志に反する事は、本来できないはずなのだが。それにしても中国で整形美人はいるし、韓国みたいに金持ちのいけすかないボンボンはいるし、いまやすっかり昔の中国イメージは塗り替えられてしまった。こんな小説出していいのか中国。いいのか売れれば。まあ苦労知らずの若造が恨みを買い、清く貧しく美しく生きる庶民が虐げられる図に憤りを感じるのは万国共通である。

  • アカツキ

    邪悪催眠師2作目。催眠師大会から半年後。高層マンションで美女が劇薬風呂に浸かり死んでいるのが見つかる。その後、元恋人の放蕩息子がラブドールを抱いて死んでおり、刑事隊長の羅飛は状況の異様さから催眠師の仕業と判断。死の道具を届けた偽配達員の男を探すが、次々と犠牲者が…。何でもありのトンデモ催眠術シリーズ、ハチャメチャだけど好き。真犯人の持って行き方が少し強引に感じたけれど、終わりが綺麗だから許してしまう。最終巻が楽しみ。

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