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台湾、あるいは孤立無援の島の思想 民主主義とナショナリズムのディレンマを越えて

呉叡人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622089742
ISBN 10 : 4622089742
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

構造的に“賎民”であることを強いられてきた台湾。多元・民主・平等に基づくナショナリズムを梃子として孤立無援の境遇からの脱出を探る、持続的思索の集成。

目次 : 序 幸福な島にて/ 1 窮境を脱するために―歴史のヴェールをはがす/ 2 窮境に嵌まりこむ―帝国の狭間で/ 3‐1 再び、窮境を脱するために―ニーチェ的カント主義者の夢想/ 3‐2 再び、窮境を脱するために―社会的意志の創造/ 付録

【著者紹介】
呉叡人 : 1962年、台湾桃園生まれ。台湾大学政治系卒。シカゴ大学政治学博士。現職は中央研究院台湾史研究所副研究員

駒込武 : 東京都駒込生まれ。東京大学教育学部卒。教育学博士(東京大学)。現職は京都大学大学院教育学研究科教授。専攻は植民地教育史、台湾近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • BLACK無糖好き

    図書館での予約が途切れることなく入り続け貸出可能になるまで予想以上に時間を要した。読み終えた今、十分に納得。◇台湾の思想研究者による論集。永遠の足枷。帝国の狭間。ふわっとしたものを言語化する能力に感銘を受ける。植民地支配の歴史の重層構造と、歴史をどう記憶するかの論考は特に日台関係において重要な部分。在日台湾独立運動家らによる「植民地肯定論」の宣伝効果についての指摘は重いものがある。◆台湾に関する言説は周囲の大国の視線からのものが主流になりがちだが、台湾内部の苦悩の声にもっと耳を傾けるべきなのだろう。

  • takao

    ふむ

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