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法廷占拠 爆弾 2

呉勝浩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065363041
ISBN 10 : 4065363047
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan

Content Description

法廷に囚われた100人を、ひとり残らず救い出せ!

未曾有の連続爆破事件から一年。
スズキタゴサクの裁判の最中、遺族席から拳銃を持った青年が立ち上がり法廷を制圧した。
「みなさんには、これからしばらくぼくのゲームに付き合ってもらいます」
生配信で全国民が見守るなか、警察は法廷に囚われた100人を救い出せるのか。
籠城犯vs.警察vs.スズキタゴサクが、三つ巴の騙し合い!

★★★絶賛の声、続々!!★★★
「どんでん返しの帝王」の異名を取るアメリカの作家ジェフリー・ディーヴァーも顔負けと言えよう
――千街晶之(書評家)

エンターテインメント小説として、本当に面白い。なのに注意しろ!と鐘の音が鳴り続ける
――藤田香織(書評家)

今年のミステリー賞を総なめにすること間違いなし
――ジュンク堂書店滋賀草津店 山中真理

緻密に組み上げられた緊迫の襲撃・籠城サスペンスにして、無敵の爆弾魔・スズキタゴサクの新たな物語
――ときわ書房本店 宇田川拓也

あの衝撃の一作目を上回る面白さ!
――紀伊國屋書店鶴見大学ブックセンター 伊勢川詩織

【著者紹介】
呉勝浩 : 1981年青森県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。2015年、『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。’18年『白い衝動』で第20回大藪春彦賞受賞、同年『ライオン・ブルー』で第31回山本周五郎賞候補、’19年『雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール』で第72回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)候補、’20年『スワン』で第41回吉川英治文学新人賞受賞、同作は第73回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)も受賞し、第162回直木賞候補ともなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 青乃108号

    1作目は2年程前に読んでいるのだが、スズキタゴサクが嫌な奴だった事ぐらいしか憶えていないし、当時の自分のレビューを読み返してみても全く評価していない。しかし続編の本作には、何でかこれは面白そうだと勘が働いたのだ。読んでみるとこれが面白い。一本調子だった前作は予告編だったのだ、2作目こそが本編だ。全編に渡って物語は二転三転、犯人の動機にしても複雑に絡みあって、翻弄される警察側は大変だ。それにしても警察側のキャラクターはほとんどが1作目からの参加の様だが、前作の印象が全くないのが残念である。3作目が楽しみだ。

  • パトラッシュ

    あの『爆弾』にこんな続編が来るとは、作者のアイデアに脱帽する。無敵のテロリストたるスズキタゴサクを裁く東京地裁法廷が、犠牲者遺族にジャックされるのだから。そこに前作でスズキに翻弄された類家が登場し、意味不明な要求を突きつける占拠犯とやり合うシーンにはゾクゾクする。多くの人間の怒りや狂気や思惑が重なり、混迷が深まるサスペンスも圧倒的だ。それまで単なる人質だったスズキが頭脳と弁舌でダークヒーローとして復活する終盤は、悪の勝利にもかかわらず不思議なカタルシスで満たされる。類家とスズキの最終決戦が今から楽しみだ。

  • starbro

    呉 勝浩は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。爆弾シリーズ第二弾、著者が、いかに面白くなるか考えて書いただけあって、かなりエンタメ寄りではありますが、前作を超えたと思います。 スズキタゴサク、恐るべし、第三弾が待ち遠しい限りです。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000395220

  • Kanonlicht

    東京中を震撼させた爆弾魔スズキタゴサクの審理が行われていた法廷で、傍聴席の100人を人質にとった立てこもり事件が発生する。このシリーズの見どころの警察と犯人との心理戦は、具体的な人質がいるという点で前作以上にスリリング。前回活躍(?)した警察官たちが今回も見事に事件に巻き込まれているのは不運すぎるけど、アツい。いっそタゴサクアベンジャーズを結成してほしい。最後が駆け足になった感があって、そこだけちょっと残念。でも、続編に期待!

  • たっくん

    「なあ啓一、いっそ、悪に徹してみないか」奏多は友人を見つめ決意を込めて呼びかけた・・死者98人、重軽傷者は500人を優に超えた未曾有の連続爆破事件から1年、ようやく東京地裁「104号法廷」で初公判が始まった。直後、「意義あり」その声は傍聴席から上がった、彼の手には拳銃が握られていた。銃と爆弾で武装した籠城犯により法廷は占拠される・・法に従った「死刑執行」を要求する犯人、警察そして被告人スズキタゴサクによる三つ巴の騙し合い。籠城犯の真の目的とは、プラファイリングを試みる類家刑事の活躍。面白く読了した。

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