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アトミック・ブレイバー

呉勝浩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334107987
ISBN 10 : 4334107982
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

小型核爆弾による世界同時多発テロ《ヴァージン・スーサイズ》から27年。
平凡なサラリーマン・堤下与太郎は、突如世界の命運を託される。
与太郎だけがプレイできる格闘ゲーム《アトミック・ブレイバー5》の海賊版に、
世界を揺るがすシステムに関わる鍵があるという――

【著者紹介】
呉勝浩 : 1981年、青森県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。2015年『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。’18年『白い衝動』で第20回大藪春彦賞受賞、’20年『スワン』で第41回吉川英治文学新人賞、第73回日本推理作家協会賞(長編および連作短編部門)受賞、第162回直木賞候補。’22年『爆弾』で「このミステリーがすごい!」国内編第1位、「ミステリが読みたい!」国内編第1位、第167回直木賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ

    歴史や社会の矛盾に人生を狂わされた群像劇を描いてきた作家が、初めてディストピア小説に挑んだ。無差別核テロにより経済も民主制も崩壊し、国民は厳格な統制下で生かされているだけの近未来日本。そこで慎ましく暮らしていたダメ男が旧友の起こしたサイバーテロに巻き込まれ、唯一の取り得であるゲームプレイヤーとして体制打倒に加わってしまう。ブラックユーモアに満ちたメチャクチャな世界の作り込みは面白いが、傑作と断言できるかと聞かれたら躊躇してしまうかも。先日映画『爆弾』に圧倒されたばかりで、期待値が上がりすぎてしまったのか。

  • hiace9000

    格ゲー未経験者には絶対にお勧めできぬが、何!?この濃いキャラとネタで読み切らせるディストピア吸引力は? 現代社会の孕むあらゆる危惧と矛盾と絶望を、作品を通してぶちまける呉ワールドの大胆不敵さ。タゴサクの次は「与太郎」かよ!で幕開ける人類の存亡をかけたゲーム?とはいかに―。飄々とした伊坂作品の脱力感に、複雑難解な小川作品の崇高感をふりかけ、それを嗜虐的毒々しさを混ぜ併せた呉作品の虚無感という箱に詰めたかの如き一品。かくいうわたしも格ゲーには触れたこともなし。描写の7割はイミフでも世界の未来を覗いた気分。 

  • ヒロ

    堤下与太郎、ホントに愛すべきキャラクターというか、誰でもどこか共感する部分があったと思います。アトミックブレイバーに四苦八苦しながらその上、自分を取り巻く状況がホントに180度変わってしまってもそれでも最後まで諦めずに立ち向かう、それがとても惹かれました。とにかく運が悪いとは思います。昔親友だった西丸昴に唯一選ばれてしまうとこなんか特に。そういう逆境だらけのストーリーでしたが、読み終わってこんな話はまた何度でも読みたいと思いました。

  • starbro

    呉 勝浩は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。アトミックなので、爆弾シリーズかと思いきや、著者10周年記念作品、ノンシリーズの近未来SFゲームエンタメ大作でした。 しかしながら爆弾シリーズのスリルは感じられず、凡作の様な気がします。また近未来なのに、主人公の名前も内容も昭和なのは何故でしょうか❓(笑) https://special.kobunsha.com/atomic_braver/

  • H!deking

    という訳でGO先生の新作ですね。サイン本ゲットしました。基本的にゲームの類はまったくやらないので途中ちんぷんかんぷんでしたが、ストーリーは面白かったです。そして相変わらず文章がテンポ良くシャレオツでした。

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