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犯罪社会学者・椥辻霖雨の憂鬱 メディアワークス文庫

吹井賢

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784049137484
ISBN 10 : 4049137488
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「無味乾燥な記録にも、そこには生きた人間がいた。例えば新聞の片隅の記事、自殺者数の統計にも―」椥辻霖雨は京都の大学で教える社会学者。犯罪を専門に研究する、若き准教授だ。霖雨のもとにある日、小さな同居人が現れた。椥辻姫子。14歳、不登校児。複雑な事情を抱える姫子は「死者が見える」らしく…。頭脳明晰だが変わり者の大学教授と、死者を見、声を聞き届ける少女。奇妙な同居生活の中、ある自殺が起きる。そこは、住人が連続死する呪いの町屋で―。

【著者紹介】
吹井賢 : 大学院在学中に応募した『破滅の刑死者』が最終選考委員から激賞をうけ、第25回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”を受賞、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 坂城 弥生

    姫子の過去が気になります

  • よっしー

    タイトルが気になったので手に取りました。「犯罪社会学」と聞くと、有栖川さんの火村先生シリーズが脳裏を過ったのですが、内容は違っていましたね。霖雨の元に霊の見える姫子がやってくる所から、物語がスタートしました。姫子の能力としては凄いとは思うのですが、それがあまりいかしきれていないように感じました。学生というのもあるかもですが、事件を調査するきっかけでしか絡まないのは勿体ないなと。続編も出てるので、読んでみようと思います。

  • ひぬ

    京都の大学で社会学の准教授として働く椥辻霖雨はある日、彼自身が居候している叔父の家に訳ありの親戚の少女・姫子と出会います。奇妙な同居生活を始める二人ですが、ある事件を発端に「死者を見る・聞こえる」という能力を持つ姫子と犯罪を専門に研究する霖雨は事件の真相を探るため調査を始めます。少し陰鬱とした雰囲気が漂っており、ミステリー自体は割と薄めな印象でした。各章の始まり方が毎回椥辻の社会学の講義だったのは面白いと思いました。事件が一つだけに加え、犯人の正体はかなり意外でした。

  • きたさん

    事件は確かに存在するし、探偵役である社会学者がその事件の犯人を探し真相を見抜くのだけれど、その過程にいわゆる捜査があまり存在していないせいか、推理小説やミステリと感じられない不思議な小説でした。カテゴライズするのなら「社会学についての本」としたい。確かに読みやすくはあり、嫌いではないけれど。

  • ツバサ

    犯罪心理学、社会学を交えられた物語で興味深かった、探偵と犯人の対峙はグッときました。通じ合える関係性が羨ましい。

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